日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

日本ユーラシア協会広島支部ニュース2025年1月31日

2025-02-01 17:35:20 | 日記
 日本ユーラシア協会広島支部ニュース2025年1月31日


【ロシア語能力検定】次回第84回は2025年5月25日(予定)、3級4級が実施されます。
【核なき世界基金主催イベント】1月25日 愛宮ラサール記念館で開催されました。・オープニング・ノーベル平和賞授賞式に関しての現地からの報告 浅野英男さん・シンポジウム 平岡敬 ・平林今日子・小山美砂さん ・核なき世界基金のこれから ・エンデング・三つの目的 1:「核兵器禁止条約」の批准拡大を後押しする活動の支援 2:世界の核兵器由来の放射能被害者の支援と放射能汚染からの環境回復の支援 3:核兵器廃棄を目指す活動の支援    https://nuclear-free.net/参照

【書籍の紹介】「平和都市」ヒロシマのまがりかど~広島市平和推進基本条例の制定過程を検証する 西日本出版社 1870円

 内容紹介 まえがき 発刊に寄せて「広島市の平和行政は前進するのか」 平岡 敬 <本文>第1章 広島のアイデンティティ・クライシス  宮崎 園子 第2章 「平和都市」ヒロシマの自己否定  田村 和之 第3章 【覚書】広島市平和推進基本条例の制定過程田村和之第4章 市政と憲法 金子 哲夫 第5章 広島で「平和」の条例をつくること  本田 博利 第6章 「黒い雨」はどのように扱われたか  向井 均 第7章 戦争の実相  橋本 和正 第8章 「このままではいや。-はじめてのロビー活動記-」 渡部 久仁子 第9章 広島市平和推進基本条例と「ヒロシマの心」 湯浅 正恵 あとがき・イスラエルのガザ侵攻が始まった2023年、「平和都市・広島」では、その足元を大きく揺るがすいくつもの「事件」が起きた。 まずは2月、広島市教委が、故・中沢啓治さんの『はだしのゲン』を、小学校の平和学習教材から削除したことが、地元紙の報道によって明らかになった。中学校の平和学習教材からは、アメリカの核実験により、太平洋を航行中の日本のマグロ漁船、第五福竜丸などが被曝したビキニ事件(ブラボー実験)の記述が消えた。5月には、広島1区選出の岸田文雄総理大臣(当時)が議長を務めた広島開催のG7サミットにおいて、主要7カ国と欧州連合が、「広島ビジョン」の名の下、核抑止力を肯定する内容の共同声明を発出した。今、「平和都市」広島で何が起きているのか。広島が訴えてきた「平和」とは何なのか。混沌とした世界の中で、広島はこの先、どんな役割を担おうとしているのだろうか。一連の出来事を受けて、この地で平和活動をさまざまな形で展開してきた市民たちは、大きな疑念を抱き始めた。広島はいつから、こうなってしまったのだろうか。それを考えるとき、実は大きな転換点が近年あったことに気付かされる。それは、広島市議会初の政策条例として2021年6月に成立した、広島市平和推進基本条例だ。一部の市民は、その成立過程を見守り、条例の文言をつぶさに検討し、問題提起をしてきた。本書の執筆陣は、その一部だ。研究者、元広島市職員、元国会議員、市民活動家、記者など、職業も世代も様々だ。だが、広島がこの先もヒロシマであり続けるのだろうか、という問題意識を共有する仲間として、私たちは「平和推進条例検証会」なる会合を立ち上げ、定期的に集って論議を重ねてきた。情報公開請求によって公文書を入手し、その制定過程を検証するのが主な目的だった。この条例から透けて見えるものは何か。本書は、この間の論議を踏まえて、メンバーがそれぞれの領域に寄せて執筆した。

【1.27ネバダ・デー報告】1月27日12時15分より平和公園で「1.27ネバダ・デー」国際共同行動(座り込み)がされました。原爆死没者慰霊碑前で、県原水禁や県被団協、市民など60人が参加しました。1945年7月16日米国核実験、1949年8月29日ソ連核実験を経て、1951年1月27日、アメリカ・ネバダ核実験場で初めての核実験が行われ、その33周年目に当る1984年1月27日、米国の核実験被害者の呼びかけにより全米各地で反核集会が開催され世界に広がりました。広島県原水禁主催でこの日、核実験全面禁止を求める国際連帯行動として座り込みがされ、その後、この日が「ネバダ・デー国際共同行動日」となり広島他で毎年、座り込み行動が続く。昨年ノーベル平和賞を受賞した被団協の箕牧さんが参加され挨拶「今年は被爆80周年、3月に核兵器禁止条約締約国会議が開かれるが、日本は不参加、これには怒っています、国内外に核兵器廃絶を訴えていくためにも静かに抗議の座り込みをしよう」と訴えられました。ヒロシマからのアピールでは、核兵器使用の危機が迫っている今日、「核も戦争もない平和な世界の実現」を求めるため、・核実験場の閉鎖・核実験禁止、・すべての国と地域が核兵器禁止条約に参加すること、・世界のヒバクシャと連携し、ヒバクシャの人権確立を確立、・原発の再稼働、新増設をやめ、核に頼らないエネルギーへの転換、など7項目を全世界に訴えることが採択されました。当日は多くの報道関係者が取材を行い、翌日の紙面に掲載されています。核兵器廃絶に向けたこの行動の重要性が発信されています。

【被爆ピアノコンサート】昨年12月19日南区光明寺原爆慰霊碑前でのコンサートに参列しました。
今回使われた矢川光則ピアノ工房で保管されている被爆ピアノは爆心地から約3.1キロの南区宇品御幸2丁目で1945年8月6日に被爆したものです。


【炭本遵さんのボルゴグラード訪問記】(1978年の訪問を1998年に執筆されたものの14回目。2024年8月号の続き。)モスクワは曇寒いホテルロシアのベリョーウカで絵はがき、スライドを土産 に買う。ここから北西に聖ヴァシリー寺院や南にモスクワ川、川の向こうに火力発電所が目に入る。地下鉄プローシャジ・レボリューチ(革命広場)から1駅で降り、アレクサンドロフスキーー公園で(クレムリンの西側)で無名戦士の墓に参る。永遠の火がともされていた。マルクス大通りとカリーニン通り(新しい通りウクライナホテル、日本の商社が入っている) の角にレーニン図書館あり、左回りで赤の広場へ、スパスカヤ塔へ革命記念日の飾りつけをやっていた。賑やかなグム百貨店をみて、赤の広場へ出た、レーニン廟がみえる案外狭い広場に見えた。パリャコフさんの説明を聞く、1617年この広場で ステンカラージンが処刑された。ポジャルスキー記念像に礼拝。車でミール大通りからオスタンキノ放送局、BДHX博覧会場に宇宙開発オベリスク等国民経済成果が表示されている。

【講演ご案内】2月23日「広島アジア大会30周年記念講演 ヒロシマ×カザフスタン」「広島とカザフスタンンとの懸け橋となったヒロセミの歩み」会場・申し込み 鈴が峰公民館(広島市西区鈴が峰町44番1号 先着30人 082-278-7599)


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