toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

入ってびっくりアヅリ浜の透視度

2005-02-17 21:34:44 | ダイビング、水中写真
透視度、ダイビング用語でいうところの”水中で何メートル先まで視界がきくか”ということです。

昨日吹いた南よりの風で砂が舞い上がって、懸濁した状態で今日のアヅリ浜は透視度5mあるかないかというコンディション、実際まいりましたわ。
場所によっては漂う懸濁物の密度が高く、50cm先にある自分の手も見えにくい、というところもありました。この前の日曜日の15mは見えてるんじゃないかという海がまるでウソのようです。諺に”一寸先は闇”とありますが、一寸すなはち3cmというのは言い過ぎですがニュアンスとしてはこの表現がしっくりきます。
こんな状態で海底に落っこちているものを探すなんていうのは至難の業です、というかよお見つけませんでした。それでもしっかり撮影の標的、アユカワウミコチョウは見つけてしまうのですから我ながらおかしなことだなぁと思います。(落し物は両腕で抱えるぐらいのサイズ、アユカワさんは5mmぐらい!!)でも撮影時、底ウネリが少しあって体が揺れて揺れて、高倍率撮影するにはタイヘンでした。また酔いました。過酷な状況下での撮影だったので、どんな画を撮ったのか記憶がアヤフヤです、現像があがるの楽しみですわぁ。

あと、ダンゴウオ稚魚、またゴマぐらいの小さな個体群がまとまって現れたそうなのでこの先楽しみです。