先週決行したアユカワウミコチョウ雪辱撮影ダイビングのポジがあがってきました。このスリーブを見て思うところが少しありました。
1カット目は2月13日の日曜日のダイビングでフィルムを巻き上げないで15カット撮影(というか多重露光です)していたので真っ白シロスケです、ホント虚しさを突き抜けて清々する感じです。
2~6カット目までは2月17日の一本目、サーチ&リカバリーを考慮に入れて105mmオンリーの等倍セッテイングで撮った画です。しかし、透視度激ワルのコンディションで105mm最短撮影でもモヤかかってるような(ストロボも強かったみたいです)パっとしない画が写っていました。
っで、7~36カットは全部アユカワウミコチョウ、2倍強撮影の画になっていました。
思い返せば、1本目でアユカワウミコチョウとオオアリモウミウシが群棲している地点を見つけた(嫁ハンの落とし物は見つけずに‥)にも関わらず、等倍では話にならず苦々しい思いをしていたのです。
そして続く2本目、2倍テレコンとクローズアップレンズをひっつけて、大喜びで海に入ったものの、一本目でつばをつけたポイントを発見できず(透視度ゲキ悪やったのです)かなりの時間と距離を泳ぎ回った(1本目の経験から底ウネリ対策でウェイト13kgつきです、飛ばすとレギ銜えて息あがってきます)あげく大きく西にずれた、さっきと全然違う地点でなんとかアユカワさんをやっと見つけて、15分ぐらいで7~36カット目まで撮っていたのです。我ながらなんてド劇的(??)な撮影スタイルなのでしょう!!
今年に入って水中撮影は2ロール目です。前回は36カット全部ダンゴウオ、今回は3/4以上アユカワウミコチョウです。かなりアヅリ浜ちっちゃいものクラブに入れ込み過ぎです。僕のHP撮魂の水中写真のバリエイションのことを考えると、もうちょっと色んなモノを撮った方が良いのでしょうが、いざ水中でおもしろいものや綺麗なものをみてしまうとついつい夢中で一生懸命になってそういうことがただでさえ機能が鈍っている頭の中からスっ飛んでしまいます。その一生懸命になるのが楽しいのですからしょうがない話ですわ。