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志摩市は越賀のアヅリ浜らへんでダイビングをして撮ってきた水中写真、今日もキイロウミコチョウです。
昨年から引き続きこの海域ではキイロウミコチョウやらアユカワウミコチョウ等が数多く観察されています。そんなわけで今回の僕の目的は久し振りに等倍撮影が可能なマクロレンズにテレコンバータ、クローズアップレンズを装着してウミコチョウの仲間を高倍率撮影することでした。
僕はD50を使い出してから、こっちテレコンを使う機会がめっきり減っていました(CCDのサイズの関係でレンズ単体で1.5倍撮影という理屈になるからです)。テレコン、クローズアップレンズを装着したカメラのファインダを見て感じたのが”こんなにピント来なかったっけ?!”ということです。マクロレンズ単体であればピントが合った状態でカメラを保持することができるのですが、テレコンをつけるとあまりのピントの薄さに合焦している、していないというタイミングを見極めてリズムを合わせて切っていくような感じになるのです。
また、今回不思議なことがありました。フォーカスライトに使っているビデオライトが点いている時よりも消したときの方が合焦の合否を判定し易かったのです。けっこう太陽光で海の中が明るかったのでライト点灯によって眩し過ぎな状態だったのでしょうか?!
詳しい理屈はさっぱりわかりませんが、とにかく不思議でしょうがありません。
さて計算上3倍を越える像倍率になっているこのキイロウミコチョウの写真を見ていてタイヘンなことに気づきました。
皆さんはセサミストリートに出ているバートというキャラクターをご存知でしょうか?!タケノコのような感じの顔をしている人なのです。そのバートとキイロウミコチョウの顔がそっくりなんですわ。
ファインダーごしにいかにもそっくりやなぁ、と見ていたのですが、この写真ではうまいこと眼点か何かが写りこんで説得力を増すような感じに写すことができました。