桜散る木の下風は寒むからで空に知られぬ雪ぞ降りける 亭子院歌合、拾遺集、古今和歌六帖、...

　　左　　　猿丸大夫 おく山にもみぢ 　　　ふみわけ鳴くしかの 　声きくときぞ 　　　...

　左　　　　源公忠朝臣 いま　　行　やら 　ひと　　　　　で 　　こゑ　　　山路 　　　　...

　左　　　平兼盛 くれて行　秋の 　　かたみにおく物は 　　　わがもとゆいの 　　　　しも...

　　　信明朝臣 あたらよの 　　月と花 　　　　　とを おなしくは 　　あはれしれ 　　...

千歳 　　まて 　かきれる まつも 　けふよ 　　　　りは 　君にひかれて 　　萬代や 　　　　へん 読み...

常磐なる 　　松の 　　　　みとりも はる 　 くれは 今 　し（ひ）としほの 　いろ まさり 　　　けり 読み...

　　世間に　　春の　　　絶て　　　こヽろ　　　　　　　　　　はのどけ　さくらの　から...

三十六歌仙 　　　公：公任　俊：俊成 柿本人麻呂 山部赤人 わかの浦にしほみちくればかた...

　　清原元輔　　　松風　印 　秋のヽの 　　はぎのにしきを 　　　ふるさとに しかの...