尾張廼家苞 哀傷歌2
尾張廼家苞 三 きえはてしなり。すべて今の世の歌人は、はてし はつるといふ詞を、何心なくみだりにそへてよむ はひがごとなり。...
暁 貫之 和漢朗詠集筆者不詳巻子本コレクション
あかつきのなからまし かば しらつゆの おきてわびしき わかれせ ましや和漢朗詠集 暁後撰集 人のもとよりかへりてつかはしける ...
松 白居易 和漢朗詠集筆者不詳巻子本コレクション
但有雙松當 砌下更 無一事到 心中 和漢朗詠集 松 新昌坊閑居 白居易 紗巾角枕病眠...
兼載雑談20 清水柳蔭、我さへ忍草
兼載雑談一、道のべの清水流るゝ柳かげしばしとてこそ立ちとまりつれ是もけれにては、曲なかるべし。一、住みかねて我さへのきの忍草しのぶかた...
松 許渾、紀長谷雄 和漢朗詠集筆者不詳巻子本コレクション
青山有雪諳 松性碧落無 雲称鶴心千丈 凌雪應喩嵆 康之姿百歩乱 風誰破養由之射 ...
絵入自讚歌註 家隆1
絵入自讚歌註 宗祇 家隆卿 さくら花夢かうつゝかしらくもの たえてつねなきみねの春風此下句たえてつねなき本皆以相違いかゞ本哥のごとくたえてつねなしは春か...
松 源宗于 和漢朗詠集筆者不詳巻子本コレクション
ときはなる まつのみどりも 春くればいまひとしほの いろま さりけり和漢朗詠集 松古今和歌集 寛平御時きさいの宮の歌合によめる ...