歌論 無名抄 依秀句心おとりする事
依秀句心劣スル事 圓玄阿闍梨といひし人の哥に ゆふぐれになにはの浦をながむれば 霞にうかぶおきのつりぶね この哥はいふなれどぬしの心をとりせらるゝ哥也。 そのゆ...
歌論 無名抄 歌つくろへば悪事
哥ヲイタクツクロヘバ必劣事 覺盛法師が云哥はあら/\しくとめもあはぬやう なるひとつのすがた也。それをあまりさいくみて とかくすればはてにはまれ/\物めかしか...
百人一首巻子本3 左京大夫道雅 コレクション
今はたゝおもひたえ なむとはかりを 人つてならてい ふよしもかな 後拾遺集 伊勢の斎宮わたりよりまかり上りて侍りける人に、忍びて通ひけることを、 おほやけも聞こしめして、守り...
百人一首拾穂抄 儀同三司母 蔵書
儀同三司母 前掌侍貴子 作者部類 高内侍 後拾遺 御抄云高階業(成イ)忠後号高二位女也。中関白道隆公室。儀同 三司伊周公、中宮定子等之母也云云。大鏡云...
歌論 無名抄 喜撰住事
喜撰が跡 又みむろとのおくに廿よ丁ばかり山中へ入て うぢ山のきせがすみけるあとあり。いへはなけれど たうの石ずゑなどさだかにあり。これらかならず たづねてみるべき...
百人一首拾穂抄 曽根好忠 蔵書
曽根好忠 号曽丹 御抄云、先祖不詳。寛和比人也。任丹後掾作者部 類同之 袋草子云、曽丹は丹後掾也。而姓は号曽 丹後掾、其後号曽丹後、すゑにふりて号曽丹 也...
葛飾北斎 百人一首乳母が絵説 在原業平 浮世絵復刻コレクション
前北斎 百人一首 乳母が絵説 在原業平 千早振 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くゝるとは 伊勢物...
百人一首2 凡河内躬恒 筆者不明断簡コレクション
凡河内躬恒 こゝろあてにおらばやおらん初しもの おきまどはせるしらぎくの花 ...
万葉集巻第五 鎮石歌 長崎大学医学部正門前
山上臣憶良詠鎮石歌一首並短謌 筑前國怡土郡深江村子負原臨海丘上有二石大者長一尺二寸六分圍一尺 八寸六分重十八斤五兩小者長一尺一寸圍一尺八寸重十六斤十兩並皆橢 圓...
百人一首拾穂抄 藤原兼輔 蔵書
中納言兼輔 号堤中納言 良門孫、右中將利基子也。母伴氏。作者部類云、延長 五年中納言、承平三年薨云云。從三位、左兵衛督。 みかのはらわきてながるゝいづみ河いつみきて...