
冬歌 有家 松島雄島の歳暮
行く年を をじまの海士の ぬれごろも かさねて 袖に波やかくらむ 新古今和歌集巻第六 冬歌 土御門内大臣家にて海邊歳暮といへるこころ...

冬歌 寂蓮 海辺歳暮 末の松山
老の波 越えける 身こそ あはれなれ ことしも今は ...

俳句 師走千鳥行
師走にも 歩こ歩こう 今年も元気所沢駅の発車メロディは、となりのトトロとの事。美味しい料理を食べ、銘酒を飲み、今年もいろいろあったけど、なんとか無事来年を迎えそうだと...

美濃の家づと 三の巻 羇旅歌3
千五百番ノ歌合に 俊成ノ卿ノ女 かくてしもあかせばいく夜過ぬらむ山路の苔の露のむしろに 初句のし...

源氏物語絵 篝火 土佐光成画コレクション
源氏物語 篝火 五、六日の夕月夜は疾く入りて、少し雲隠るゝ景色、荻の音もやう/\哀れなる程になりにけ...

組打図絵 伊勢小京太 蔵書
平家の 一門阿波 の民部を たのみ其所 におはしけるが 民部こゝろがはり につき平氏是を いきどふり急ぎ海上 にて源氏と合戦と及ける。 備後の国に竹野 ...

短歌俳句:歳のディスティネーション
歳のディスティネーションは知らねども ただ電車に乗って ほうこうす方向と彷徨の掛詞。本歌 新古今和歌集巻第二 春歌下五十首歌奉りし時 寂蓮法師...
YouTube短歌:遠くの汽笛
「遠くで汽笛を聞きながら」アリス(石原さとみ) 今遠くで鳴った汽笛の汽車に乗れば 帰れる。。。 でもこの街しか ...

新古今増抄 巻第一 有家 梅香留袖 蔵書
増抄云。行尊僧正の大峯にて、諸ともにあはれ とおもへ山桜花よりほかにしる人もなしとあそ ばしたるに似たり。梅よわれをわするなわれ は後のよまでも終日のながめをわするまじ ...

春歌上 家隆 末の松山
霞立つ すゑのまつ やま ほの/"\と 波にはなるゝ よこぐもの 空 新古今和歌...