(47)哀しくとも - 大河ドラマ「光る君へ」 まひろ（吉高由里子）たちは異国の海賊との戦いに巻き込まれ、敵の攻撃で、周明...

　　 　　　 　　　　　　　　　　　　鴨長明 ○詠れば千々にもの思ふ月に又わが身ひとつのみねの松風 ちゝとはかぎりなきことをいふなり。本哥は我 身ひとつの秋にはあらねど秋は悲しき...

行物なれば、中／＼めづらしくあはれにき こゆ。松風もいとよくもてはやすふきあは せたるふえの音に、月もかよひてすめる心 　　　　　　孟大尼君の事也 ちすれば、いよ／＼め...

ショパン「ノクターン第20番　遺作」/ クリスティアン・アガピエ： Chopin “Revolutionary. Etud...

　尼君　哥に義なし 　　笛の音に昔のことも忍ばれてかへりし 　　　　　　　　　　　文の詞也。孟手習の事也 程も袖ぞぬれにし。あやしう物思しらぬ にやとまで見え侍ありさま...

　行やらで　山ぢくらしつ　　　ほとゝぎ　　　　　　す　今一聲のきかまほし　　　　さに　　拾遺集　夏　北宮のもぎの屏風に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　公忠行きやらで山ぢくら...

本滋　拍子二十　二段各十 もとしげき、もとしげき、きびのなかやま、むかしより、むかしから むかしから、むかしより、なのふりこぬは、いまのよのため、けふのひのため 本滋き、本滋...

師は走る　　ワレは座りてうつらつら先行各駅停車の列車より、後続列車が先に着くとかアナウンスがあった。せっかく座れたのだから、ゆっくり行く。乗り越しだけが心配...

　 　　　　　　　　　　　　　　定家 春を經てみゆきに馴るゝ花のかげふり行身をも哀とや思ふ 春を經て年毎に馴ぬる我身の老おとろへたる姿を花はあは れとや思ふらんとよめる...

わがいほはみわのやまもとこひしくは とぶらひきませすぎたてるかど       高野切古今和歌集第十八断簡...