1970代生まれでノンポリ世代と言われています。小学生の時、戦プラ派(=戦争プラモデル、ライバルはガンプラ派=ガンダムのプラモデル好き)だったので、サンパチ式歩兵銃はカッコいいなあと思ったり、同期の桜も歌えました。 しかし、本質は全く理解していない。なんで首相が参拝するか、天皇は行かないのか、中国や韓国との間でデリケートな問題なのか、その機微、温度への理解は恥ずかしながらゼロに近い。
海外に行くと、戦争博物館に行くことにしてる。なぜなら戦争や闘い方はその民族の特性、文化が色濃く出るから。異文化理解の近道と僕は思うからです。ところが日本では戦争に関する博物館が極端に少なく、訪れるチャンスがなかった、というかどこにあるか知らなかった。
ところが、日本旅行に来た外国人が持っていたガイドブックの中に戦争博物館があるとの記載が。その名は「遊就館」、本物のゼロが飾ってあるなんて書いてある。零戦のコクピットはロンドンの戦事博物館でみたことがある。でも、まるまる一機はみたことがない。
遊就館は、靖国神社にあると。靖国?!?、あの合祀とか右翼とかニュースでは聞くけど、だいたいどこにあるかもしれない。多くの日本人が靖国神社の最寄り駅、知らないですよね?、行ったことある人もそんなにいないのでは。
これは、鎌倉でいったら「下馬」にあたる表現かな?。鎌倉は馬に乗っていると一気に迫って大将の首を狩られるので、全員下馬させると聞いています。靖国では敬意を表するためでしょうか。外国人には分からない感覚だろうなあ。だれか、ちゃんと英語で説明してあげて。
南方に放置された零戦4機から部品取りをして1機を復元したそうです。そうです、ここは遊就館入り口。
館内は撮影禁止だったので写真はありません。ズバリ僕の感想を述べます。海外の戦争博物館を多数見ている僕の感想です。まずここは食わず嫌いせず、日本人は見に来るべし場所です。外国人も観光気分でたくさん来ています。
ですが、問題もあります。特攻や悲劇の事実を淡々と伝えていますが、その異常性や二度と若者達に悲惨なことをさせないという誓いがここには希薄です。僕の感性が鈍いからかもしれませんが、あまりこのことが表現されていないように感じます。
また、幕末から太平洋戦争の直前までは英語の説明や表記が充実しているのに、太平洋戦争のゾーンに入ると英語の説明書きが減るように思います。特に特攻に関する英語の説明は弱すぎ、その背景や精神が説明されていません。説明していても、あれでは伝わらないと思います。また中国語、韓国語での説明もあってもいいのではと思います。特攻をやっても戦況は変わらなかった、それでも負けた。この事実はしっかり子孫に伝えないといけない。でも、そんな記載、どこにもない。
問題の根源は、ここ、国立の施設でなく神社ですよね。宗教法人。遊就館は戦争博物館としてはレベルが高かった。でも、本当はこういうの、国が作るべき施設です。少なくても海外のものはみんなそうでした。そしてそこには、そこから教訓を引き出し、未来永劫、自民族の繁栄と平安を願う学び舎になっています。日本にはそういうものがぽっかりないのではと気がついてしまったjogoでした。
ヨットのスキル、冒険の魂が人生を切り開くために役に立つのではないか。 白石康次郎
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