johji2015のブログです

johji2015個人がやっております。

選挙で思う事

2024-11-28 12:13:00 | コラム
民主主義は人を選ぶ権利ではなく、政治を民意に沿った正しい軌道に乗せられるかです。
また、民意も個々の要望と言うよりは全体にとっての利益であり、社会全体なので秩序も考慮されるべきです。

日本のマスメディアがこれまで公平や信頼を担保出来たのは豊かさに裏打ちされていたからです。



ところが上記のグラフのように立場が逆転してしまいました。

ターゲッティングと言うテレビにはない特徴で有意差がネットとの間に生じています。

それを背景にネットと親和性の高い人達は良い情報を得ようとします。
ですが、それを逆手に取った詐欺的な悪い情報も玉石混交で存在します。
それで情報に対する不信感から情報の選定に長けると言う事が起きます。

それまで中学生卒の義務教育でも分かるレベルの解説を基本としていたテレビからすればネットは自己責任の世界です。

ただ、残念ながら未だにテレビを見ていた頃のまま、ネットに書き込む中学生並みの人達が多いのも現実です。
言われている事に素直で疑わないのがYahoo!コメント欄などで確認されます。
中には社会経験や資格所有でそれが常識的に違うよと指摘出来る人もいらっしゃいます。
現状はそんなものです。
つまり、選挙の判断にネットを利用するとしてもマスコミが言う「ネットで真実を知った」的なレベルの人もまだ確かに多いのでしょう。
マスコミの一部、例えばミスターサンデーの取材にネットで調べて自分で判断したと言うような映像が流れてもそれもまたテレビ特有のトレンドをキャッチしたように見せる演出の可能性もあります。
ただ、では本当に判断するだけの適法なのかや実際のデータとの付き合わせなどが出来るのかと言えばまだそこまで良くなっているとは望めません。
全体がそうなるには時間がかかります。

どちらかと言えば、テレビの演出とかは御機嫌取りの傾向が強く最初からある程度の狙いを定めて企画されます。

ところがネットにその傾向は薄いのです。
あっても高等な方の予定調和ではなく、自分達がそうなって欲しいと望む程度の事に収斂させていく程度の空気読みはあります。
これが空気読めないと昔KYと言われた状況になります。

その差があって自己実現欲の強いテレビ出演者や制作スタッフ等とYouTuberに代表されるような個人勢ではその性格も異なります。

今回の兵庫県知事選挙等の件で若者だけでなく、高齢者もスマホから情報を得るまで状況が確認され自己判断するトレンドになるようです。
まだ、都会で頭が良いとされる兵庫の投票行動ですから、地方、田舎の選挙ではまだドブ板で握手されると投票してしまう可能性は高いです。

ネットでは一部の人が兵庫県民の悪口を書き込んでいましたが、実際は反対で他の地域までこうなるのかは観察していかないとまだなんとも言えないのでしょうね。

選挙が人気投票ではなく、国民民主の言う政策選択になるような選挙になっていければまだ日本が復活するチャンスは残っているのでしょうけど。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米国が日本にミサイルを配備すれば対応する=ロシア外務省

2024-11-28 11:20:00 | その他気になった事


ロシア人が自分達の為に武装するのは仕方ないとしても台湾有事にまでクビを突っ込んだら、それは確実に問題を解決する気がないのでしょう。

ロシアが19日発表した核兵器使用に関するドクトリン(核抑止力の国家政策指針)の改定が意味するところを理解すべきだと述べた。

基本的に無理が有るのは核を使用すれば中国も巻き込まれます。
そしてそれはロシアの破綻を意味します。
そうでなくても核の問題は最後の切り札で安易にテーブルに置けば当然ですが自分達にも危険が及びます。
中国・ロシアの核政策に微妙なズレ…中国の変化をアメリカ歓迎、ウクライナに手を焼くロシアは核兵器による恫喝再開か|FNNプライムオンライン

中国・ロシアの核政策に微妙なズレ…中国の変化をアメリカ歓迎、ウクライナに手を焼くロシアは核兵器による恫喝再開か|FNNプライムオンライン

9月25日、中国は模擬弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試験発射を太平洋に向けて44年ぶりに実施した。中国軍の発表では「ダミー弾頭1個を搭載した」大陸間弾道ミ...

FNNプライムオンライン

 

アメリカは来年トランプ政権でまた中国と経済的に衝突する恐れがあります。
ただ、その場合でもアメリカはよりロスの多い台湾有事は避けたいのでは?
ロシアにすればウクライナで疲弊しているのに更に両面で衝突するのは避けないと下手すればその権威さえも危うくなります。
普通なら集中して問題解決するのに既にロシアはヤケになって論理破綻を繰り返しています。
つまり、喧嘩を売らなくてもいい相手まで参戦させかねず何にでも噛み付く状況なのかと思われます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

臨時国会 きょう召集 衆議院選挙後初めての本格的な論戦の場に

2024-11-28 10:27:00 | ニュース


立憲民主党の野田代表は28日朝、神奈川県小田原市で街頭演説を行い「きょうから臨時国会がスタートするが、焦点の1つが補正予算案の審議だ。規模ありきで精査することなく、去年よりもとにかく大きな金額を積もうとしていて、結局、中身はスカスカだ」と指摘しました。

その上で「立憲民主党がまとめた経済対策とどちらが充実しているかを予算委員会で見比べてもらいながら審議していきたい。政府の予算案に問題があるならば、国民本位で修正していくような実質的な審議をしていきたい」と述べました。

いつもと変わらぬ感じなのですが、補正予算は下記のように重要な点も含まれています。

臨時国会始まる 補正予算案・政治改革が焦点 石破首相初の予算委も:朝日新聞デジタル

臨時国会始まる 補正予算案・政治改革が焦点 石破首相初の予算委も:朝日新聞デジタル

 衆院選後の初の本格論戦となる臨時国会が28日、始まる。最大の焦点は今年度補正予算案と、自民党派閥の裏金事件を受けた政治改革。衆院選で与党は過半数割れとなり、野党...

朝日新聞デジタル

 

能登半島地震への対応のほか、低所得者への給付金などの経済対策が盛り込まれる見通しで、9日から審議が始まる。

議論して参議院選挙へと繋げたいのは分かりますが、現時点で問題を抱える人達への配慮もしないといけないのでしょう。
会期は下記のように短いです。
会期は12月21日までの24日間となる見込みです。
だとしたら、大筋で合意出来る点まで揉めるよりは国民が待ち望む「政治資金規正法の再改正」で成果をあげないと更に有権者は何が真実なのかを知る努力を欠かさなくなります。
そして従来メディアが苦戦し、情勢調査の信頼性すらあやしくなります。

やり難い選挙にしない為にも

規正法改正、26日初協議 石破首相、「年内」強調:時事ドットコム

与野党は26日、自民党派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法の再改正に関する初めての協議を国会内で開く。自民は28日召集の臨時国会での改正案成立を目指しているが、...

時事ドットコム

 

自民は21日、(1)政策活動費の廃止(2)政治資金を監査する第三者機関の設置(3)議員が起訴された際の政党交付金停止―を柱とする政治改革案をまとめた。

これを通して更に積み上げする事が良いのでしょう。

絶対にやめて欲しいのは企業献金禁止で対立して何も決めない事です。
茶番をやったら、いっそう取り返しのつかない選挙時の不信感やワンイシュー化が大きくなってしまいます。

必要なのは最低限の信頼でも支持されるような態度かと思います。
若者の不満はあるにせよ、現実的な問題の放置は無責任な連中の票的にされます。
早めに解決してなんとかしないと海外からも非難され兼ねない状況ですから。
豪雨災害で2度目のダメージを負ったとは言え、1次避難所の閉鎖に失敗して環境が厳しくなる中でより健康への懸念もあります。
一強ならその内閣の責任だと押し付けられましたが、過半数に足りない状況で議論により遅滞すれば野党も悪く言われても仕方ないのでしょう。

基本的には決められる限りは決めてでも民意に沿う形にしないと参議院選挙時にまた何か起きてもそれは自業自得と言われてしまいます。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

兵庫・斎藤知事代理人が請求書公開 PR会社に報酬71万5000円(毎日新聞)

2024-11-28 09:30:00 | その他気になった事

兵庫・斎藤知事代理人が請求書公開 PR会社に報酬71万5000円(毎日新聞)

幕引きにはならないかもしれませんが、そろそろ飽きて潮が引くように話題が変わるのでしょうね。

誰が正しいとかがワイドショーやネットのネタになってきましたが、所詮間違っているのは井戸元知事の腐敗した長期政権と長年続いた天下りの風習なのですから。
赤字なのに改革せずに甘い汁を吸うとすればいつかは罰せられるのは必然です。

地方と国の違いはありますが、旧安倍派のキックバックと不記載での問題でも似た構図があります。
誰が作ったは分からないが、派閥の集金で政治パーティーの収入を上納させて、再度ばら撒くと言う仕組みになってました。
そして余剰分を返すと言うのが要望されそしてそれが派閥で不記載と指示で統一され議員や秘書は従って不記載で問題発覚しました。
上からの指示で全体が動くような場合、特にトップダウンで組織のガバナンスが強い程逆らえないのでしょう。
仲間外れは非常にきついし、兵庫で言えばその退職後の収入にも影響しますから。

政治的な仕組みに問題があるのは暇空茜氏の指摘したコラボ問題でも明確です。
俗に公金チューチューと言われる不正利用疑惑です。

別に公務に対して全てに厳しい監査と言うのは理想ですが、現実的な話ではありません。
ただ、暇な大学教授が資料を付き合わせて問題を指摘するに飽き足らずに告発するからマスコミが騒ぐだけでその結果政治が良くなる訳もありません。
むしろそれで国会やニュースソースの大半を割いた為に時間の無駄にさえなっています。
それはモリカケ桜に近いロスで政権交代を夢見るだけで中身は国民への皺寄せでしかありませんから。

まして兵庫県知事選挙は18億円も掛かるのでそちらも考えた方がいいくらいに井戸元知事のぬるま湯公務は腐敗体質になってしまっていました。
ところが、マスコミはそちらを指摘せずに改革に臨んだ斎藤知事に対して牙を剥きました。

テレビが戦後の栄華を興じて結果的にその組織や関係者には素晴らしい状況でした。
それが経済成長後に衰退したのにも関わらず、過去の栄光にしがみ(獅噛み)ついた結果一種の勘違い状態です。
つまり、予算が多い、人が多いのでやれる事はネットの個人勢からすれば桁違いです。
ただ、判断する法律や世間の常識は一緒ですからそこを間違えると大変な事になります。

諸悪の根源はどうやら、政治による統制を引きたかったGHQが残したメディア媒体による統制の剥製状態が何か未だに権力が有るかのように振る舞っていました

バブル崩壊後、例の1992年中国市場解放などで窮地に立たされた時に権力の無力さは露呈しました。
しかし1995年にオウムや阪神大震災でまともな体制の必要性は再認識され、混沌とした状況から再整理が進んでいました。

2000年以降に原油高や人口減少で苦難の道のりに国民の相当な疲弊が重なり、2011年の東日本大震災でそれまで悠長な感じは一切なくなりました。
まして新型コロナで世界的な経済対策の中でも日本だけは比較的インフレにならなかった為に低金利を海外への投資に持っていかれ、かつ円安と言う酷い仕打ちでした。

アメポチや中国媚びで通商交渉さえも下手、その上に他国へのばら撒きとまさに国民不遇の政治体制でした。

ネットの不満もそこら辺を書き込んでいます。
また労働者不足から外国人労働者を雇用しようとして、その為か甘くなって不起訴処分が多過ぎて更に不満が書き込まれます。
一部ではどちらの為の警察や司法なのか分からないような状況ですから。

兵庫県の件は別に兵庫だけの問題と言うよりもどこでも権力集中すれば起こり易い単純なモデルす。
ただ、マスメディアが正常なら見抜けそうな事でもプライバシーで片付けられると踏み込めなかったようです。
そしてそのプライバシーを踏み荒らしてマスコミにとって迷惑系YouTuber並みの方が騒ぎ、それを数字目当てに拡散されればマスメディアに言う「ネットで真実を知った」状態になります。

今後、これらの現象を社会学、政治学等で研究してでも警戒するようなシステムにしないと公費や時間の無駄を発生させてしまいます。

振り返ってみると2011年に中東で起きた『アラブの春』がネットによる政治的な運動でした。
その頃日本はむしろ『絆』を大切にするような雰囲気であり、ネットの結び付きは強くなかったのかと思います。
むしろ、その時は流言飛語による混乱からネットの信頼性は落ちていたように思えます。
新型コロナで家に居る時間が増え、繋がるとしてもネットだった頃からそのネットワークの在り方は違って来たように思えます。
そして今回の一件で確実にネットユーザーの判断する能力が必要なのは明確になりました。

ひろゆき氏の有名な言葉がやはり的確にヒットします。

「嘘は嘘であると見抜ける人でないと(掲示板を)使うのは難しい」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする