洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

Laughter is the Best Medicine 英語のジョークから学ぶ英語表現♪

2015年10月22日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

レッスン準備のため久しぶりの更新になりましたが、

今回は細切れの時間に少し読んだら勉強になる雑誌、

Reader's Digest のジョークのコーナーより、

使える表現をご紹介します♪

 

ジョークを引用するその前に、みなさんは

peer pressure(ピア プレッシャー)という言葉を聞いたことがありますか。

peerとは「仲間」を表す英語で

pressureとはそのままカタカナのプレッシャーと同じ「圧力」を表す単語です。

少し派生しますが、pressureを使った表現を少しだけご紹介します♪

a pressure cooker で「圧力鍋」

blood pressure で「血圧」です。

under(~の下、影響下で) とセットにして under pressure と言えば

「プレッシャーの下で」という意味になります。

アメリカ人の一家が中国製品を一年間購入せずに暮らすことにチャレンジした記録

A Year Without "MADE IN CHINA" by Sara Bongiorniの中に

"I work best under pressure." (プレッシャーがあるほうがいい仕事ができるのよ)という

この本の著者の言葉が書かれている部分があり、

私も彼女と一緒だな~と思ったことがあります(^-^)

とはいえ、時にはプレッシャーは辛いものです。

でも、そんな「プレッシャーの中でも優雅に振る舞う(取り乱さない)」ことを表す、

grace under pressure という

ジョン・F・ケネディ元アメリカ大統領やヘミングウェイが好んで使っていた有名なフレーズもあります。

maintain(維持する) とセットにして、Maintain grace under pressure. という風に使います。

 

pressureから少しばかり派生しすぎましたが、

今回のもとの表現に戻って、

peer(仲間)とセットになったpressure 

peer pressure は 文字の通り「仲間から受けるプレッシャー」のことを表します。

例えば何か決断をする時に

大多数の意見に合わせる必要があるような気にさせる圧力のようなことで、

このpeer pressure にどのように対処すべきか、その方法を紹介しているあるウェブサイトには

どのような状況の時にそのプレッシャーが生じるか、次のように紹介されていました。

 

"Come on! ALL of us are cutting math.Who wants to go take that quiz? We're going to take a walk and get lunch instead.Let's go!" says the coolest kid in your class. Do you do what you know is right and go to math class, quiz and all? Or do you give in and go with them?

-KidsHealth ウェブサイトより-

 

少しずつ訳してみます♪ ※訳は私のイメージです。

"Come on! ALL of us are cutting math. Who wants to go take that quiz?

「なぁ、おれたちみーんな、数学をサボるんだぜ。誰があんなテストなんかやりたいっていうんだ?」

※cut ここでは「サボる」の意味です。

※ALLと大文字になっているのは強調です。

 

We're going to take a walk and get lunch instead. Let's go!" says the coolest kid in your class.

「みんなで数学のテストを受けずに外へ行って昼ごはん食べようぜ!さぁ、行こう!」とクラスで一番かっこいいクラスメートが言う。

※小テストのようなテストをquizと言います。

※文章の最後、または最初にinstead を付けると「(もともとの予定の)代わりに~する」という意味を加えることができます。

例えば、

We went to Tokyo instead. で 「代わりに東京に行きました」

I had a hamburger instead. で 「代わりにハンバーガーを食べました」などなど、結構使えます。

 

 

Do you do what you know is right and go to math class, quiz and all?

(そんな時、君は自分が正しいと思っていることをして、数学のクラスに行ってテストや授業を受けるだろうか。)

Or do you give in and go with them?

(それとも誘いに負けて彼らと一緒に出かけるだろうか。)

★この部分がpeer pressureで『まさか一人だけまじめに授業に行くなんて言わないよな?』と

いう仲間から受ける圧力のことです。

 

※give in は完全に折れて相手の意見に同意することを表す表現です。

 

 

 

peer pressureの説明が長くなってしまいました(^-^;)

説明はこのくらいにして、そろそろ本題のジョークをご紹介します♪

 

それがこちら↓

Reporter interveiwing a 104-year-old woman:

"What is the best thing about being 104?"

She replied, "No peer pressure."

-Submitted by SYLVIA R. SHINER-

 

 

※読者投稿コーナーのため

一番最後に付けた小さい字の部分はこのジョークの投稿者の名前です♪

ちなみにsubmitはTOEICで必須の「提出する」という意味を持つ単語です☆

 

さて、みなさん、このジョークのオチ(punch line)はキャッチできましたか。

104歳の女性、ということは・・・

あとは想像にお任せします(^-^)

 

英語の勉強にジョークを読むのも、とてもいい勉強になります。

文化的背景が異なるために難しいものも多々ありますが、

それも含めて私は好きなので時より頭の体操と表現の勉強に活用しています。

今回ご紹介したジョークにあった

What is the best thing about ~? (~に関して一番いいことは何ですか。)の型も

おススメです。

aboutは前置詞なので後ろには必ず名詞(動詞の場合は動名詞~ingの形)が続きます☆

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする