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遥かなるアンコールワット 2017・・・中国東方航空 遅延の顛末 続き

2017-01-08 10:10:15 | カンボジア旅行

 

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上海浦東空港での乗り継ぎが不可能と決まってからスマホで振替便の手続き方法などを調べていた。

主に経験者のブログに頼ることになるのだが文章だけ読んでもイマイチ分かりづらい。

その中で一度入国して3階出発ロビーのチケットカウンターE、Fに行く・・・というのがあった。

・・・というわけで、浦東空港に到着すると入国するために入国審査の列に並んだ。

何もなければ他人に話しかけるなんて絶対にしないが情報を得るためには仕方ない。

前に並んでいる日本人に遅延した便の乗客か尋ねると、そうですと返ってきた。

振替便の手続きに関して確認すると1度入国して預け荷物をピックアップしてから手続きできるカウンターに行くということは

機内で客室乗務員から聞いてきたとのことだ。

そういうわけでそのまま入国審査を通り入国した。

次にターンテーブルで預け荷物をピックアップしそのまま税関を通る。

税関を出て少し行くと左手にカウンターの並んでいるホールがあった。

カウンターは向かって右側に5,6カ所

間に通路?を挟んで向かって左側に3カ所窓口がある。

フロアの中国東方航空のバッジを付けた係員にチェンジフライトはどのカウンターだと尋ねると向かって左側のカウンターを指示された。

3階出発ロビーのE,Fカウンターというのは古い情報だったようだ。

現在はここに変わったということなのだろう。

窓口は3カ所あるが実際に稼働しているのは2カ所だ。

列に並んでいる人はそれほど多くは無かった。前に並んでいる日本人カップルに振替便の手続きか尋ねると、そうだとのことだ。

本当なら午前中に日本の某地方都市まで帰るとこだったが遅延のため乗り継げず振替の手続きをするとのことだった。

但し某地方都市までは1日1便しか飛んでいないので明日の振り替えになるのは間違いないとのこと。

もし本日の空きがあれば成田や羽田まで行き国内線に乗り継ぎ帰ろうと考えているとのことだ。

並び始めてから40分ほどで前のカップルの順番が回ってきた。

やはり明日の振り替えになると言われていた。成田か羽田で本日の空きは無いのか尋ねると空きは無いと言われていた。

えっ、マジかよ。その更に前の日本人カップルは夕方の成田行きに振り替えられていたのに・・・

あのカップルで満席になってしまったのか???

俺も上海に1泊か???・・・と思った途端に頭の中のスイッチが入った。

自分の番が回ってくると開口一番、本日中に帰れないと大変なことになる。

妻が病気で入院している、今危篤だ。今夜が峠だ。絶対に本日中に帰らなければならない!!!

中学2年生レベルの英会話能力でもスイッチが入るとこのくらいは話せるってことだな。

それに対してグランドスタッフは何の反応もせず黙々と端末を見つめている。

途中カチャカチャ何か打ち手が止まるとしばらく端末を見つめている。

どこかに電話をかけ何か話している。中国語の会話なので何を話しているかは分からない。

電話を切ると小さな紙切れに何か書かれたものを差し出し「出発は午後5時、隣のカウンターへ行け」と

通路を挟んだ隣のカウンターを指差した。

やった、これで本日中に帰れる。

妻が病気というベタな話が効いたのか、そんな話をしなくても最初から振替られたのかは今となっては知る由もないw

まっ、できる限りのことをしておけば後で後悔がないということだ。

隣のカウンターでチェックインを行い搭乗券を手にした時は15時過ぎ。

出発まで2時間切っていたのでさっさと出国審査を通り出発ゲート付近に向かった。

出発ゲート付近のベンチに座るとスマホをネットに繋ごうと試みた。

Wifiの電波は結構飛んでいる。その中の一つが有料で接続できるようだ。

1時間400円。休むことになると連絡していた職場の社長や嫁に本日中に帰れる旨を知らせておこうと思ったわけだ。

メールはGmailを使用している。送信できず。

ラインが使えないのは知っていたがGmailまで使えないとは・・・

FBのメッセンジャーも使用できず誰にも連絡できなかった。

唯一Hotmailは使用できたが送信先のスマホに受信拒否されているようだ。

まっ、いいや。

搭乗開始予定時刻に遅れることなく搭乗が始まった。

出発時刻より少し遅れ飛行機は動き出した。

しかし、ここから離陸するまで1時間半。延々と滑走路上を移動したり止まったりを繰り返す。

もしかして飛ばないんじゃないか?等々不安になることもあったが18時30分過ぎに離陸した。

過密スケジュールに管制能力が追い付いていなくて度々遅延が発生するとのことだ。

あ~本当に疲れた。まだ疲れを引きずっている。

旅行の記録より遅延の記録の方が長くなってしまったな。

 

最後に・・・中国東方航空が遅延した場合のまとめ

浦東空港に到着したらまずは入国審査へ。

預け荷物をピックアップしたら税関を通る。

税関を過ぎて少し進むと左側にチェックインカウンターが並んでいる小さなホールがある。

そのカウンターの向かって左側の3つ窓口が並んでいる方で振替便の手続きを行う。

当日の振り替えが可能なら紙片を渡され隣のチェックインカウンターへ行くように指示される。

翌日の便の場合はホテル移動になるのでその旨指示される。


浦東空港から虹橋空港へ移動し乗り継ぐ場合・・・

飛行機の遅延により間に合わない又はギリギリだと思ったら迷わず上の場所で同様に振替便の手続きをすること。

友人は俺の翌日、プノンペンからの便が遅れて急げばギリギリか間に合わないかという状況で迷わず上の場所で振替便の手続きをしたところ同時刻の浦東発の便に振り替えられた。

結果、虹橋空港までの移動が必要がなくなり良かったとのことだ。


振替便手続きの時、直前のフライトの搭乗券の半券が必要なので捨ててしまわないように。


以上