フォコマートを暗室に設置したが、まだプリントしていない。
とりあえず動作確認のためにネガをセットしてイーゼルに投影してみた。
↑カビネサイズ大に投影した時。
↑大四つ切位に投影。
それぞれの投影時の引き伸ばし機の状態は
こんな感じだ。
普通の引伸ばし機だとこのように拡大率を変えればその都度ピント合わせをしなければならないが
この引き伸ばし機の凄いところは一々ピント合わせをしないで良い。
拡大率を可変するのに伴いピントも合い続けるというわけだ。
↑ネガキャリア。
普通の引き伸ばし機のネガキャリアだとネガを挟むようなタイプだが、この引き伸ばし機のネガキャリアは少々違うわけで・・・・
↑このようにネガキャリアをセットする。
↑ネガキャリアにネガを置くようにセットするという表現が適当か。
↑ピントが合ってなくて分かりづらいが、ネガをセットしたらヘッドを下げて更にレバーを操作しコンデンサーレンズを下げる。
コンデンサーレンズが下がるとネガキャリアとコンデンサーレンズでネガを挟むような形になる。
ネガが直接コンデンサーレンズと接することでネガがフラットに保たれるというわけだ。
付属のネガキャリアの窓は少しだけネガの画像面より大きいために焼き付けた写真には黒枠が出るようになっている。
この黒枠がノートリミングでプリントした証になるってことかな。
おまけに付いていた替え電球。
アメリカGE製。
この電球が切れたら富士の電球を使おうと思っている。
↑100Wだがこれでも十分だろう。
↑引伸ばしレンズはフォコター2が付いていた。
この専用の引伸ばしレンズでなければオートフォーカスには対応しない。
これ以外の引伸ばしレンズを使用したときは拡大率を変えるたびにピント合わせをすることになる。
↑これが肝心なアンチニュートンリングフィルター。
コンデンサーレンズに被せる形で使用する。
上のフォコターやこのアンチニュートンリングフィルターが付いていない引き伸ばし機がオークションに出ていたりするから要注意。
引き伸ばし機自体が安くてもフォコターとアンチニュートンリングフィルターを別に揃えた結果高くつくことも十分ありえる。
特にアンチニュートンリングフィルターは中々手に入らなかったり、手に入ったとしても3万円位するようだ。
早くプリントしてみたいが・・・・期待するのは止めよう
出来上がる写真は今までの引伸ばし機と何も変わらないかも・・・・・しれない。
まっ、俺がプリントすればそんなものだよ・・・・・・・・・
あっ、そうだ・・・多階調印画紙用フィルターをどのようにセットするか考えなければならないな。
つづく
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