酔っぱらい一人旅

オール電化キャンプを推進します・・・

☆★遥かなるアンコールワット 2016・・・4日目&帰国

2016-05-10 21:12:28 | カンボジア旅行

 

午前3:30に起床する。

朝日のアンコールワット撮影も本日で最後だ。

4:05に外に出るとキミー氏のトゥクトゥクがホテル前に駐車してあった。

誰もいないかと思ったが荷台でキミー氏が寝ていた。

軽く挨拶を済ませるとキミー氏はトゥクトゥクを走らせる。

6号線を西に向かい途中アンコールワットへ真っすぐ向かう道へ右折する。

空はまだ暗い。道の両脇には林が連なる。林の奥は漆黒の闇。

昼間の猛暑が嘘のように、この時間は涼しい。

暗い中この道をトゥクトゥクで進んでいる時が俺の大好きなシーンベスト5に入るのは間違いない。

4時30分にアンコールワット正面のゲートに到着。

ゲートといっても石畳の通路の始まりにロープが張ってあるだけだ。

ロープを抜けようとすると先に来ていた係員に入場できるのは5時からだと言われる。

えっ?そうだったのか・・・・・・

ベンチに座って待つことにした。

そのうち他の係員も出勤してきた。

5時10分前くらいになると観光客が続々と集まってきた。

なるほど、、、早い人はこのくらいの時間に来てたのだな。

5時になり中へ入って良いと係員が言ってきた。

一番に来たのにここで遅れるわけにはいかない。

足元もよく見えないほど暗かったが速足で聖池を目指した。

他の人たちは初めて来る方が殆どだったのだろう。

余裕でぶっちぎったw

一番で聖池に到着・・・・・・と思ったら先客がいた。

2人組のファラン(欧米人)

聖池の左側に座って三脚を立てている。

???・・・アナタ達何時に来たのですか~???

軽く声をかけると4時に来たと答えてきた。

あ~そうか。4時半だと係員が出勤しているが4時ならまだ出勤していなくてロープを張っただけのゲートはフリーパスってことだな。

まっ、幸い聖池の左側は俺にとってのベストポジションではない。

・・・ってわけで、とうとうベストポジションをキープできたよ。

 

 

 

例のごとく日が昇り始めると忙しい。

 

 

3回目で最後となるこの日はフィルム5本撮影して終了した。

 

 

 

 

 日の出前から待機してアンコールワットの写真を撮るという一連の行為に完全に嵌った。

またいつか来るぞ!と思いつつアンコールワットを後にした。

 

この日のホテルの朝食はビュッフェだった。

お腹一杯食べて少し寝てから電動バイクを返却しに行く。

傷のチェックがあり特に問題は無くパスポートが返却された。

10:30の開店と同時に昨日のホテル隣のマッサージ屋に行く。

セラピストの姉さん昨日のチップ効果か、やたらと愛想が良い。

この日も一生懸命施術してくれた。

足が軽くなったところでオールドマーケットに嫁と職場のためにお土産を買いに行く。

嫁のリクエストはクダラナイ人形の置物だ。ここは総じて言い値の半額には軽く下がる。

嫁に人形の置物、職場にはお菓子を買った。

 

ランチはスープドラゴンでチュンナンダイ(カンボジア式鍋)を食べた。

小さなサイズでも2~3人前なので量が多い。

 

 

 

 

タイのチュムチュム(タイ東北地方の鍋)に似ていなくもないが、やはり別物だな。

肉は牛肉。料金は13ドル。

 

昼寝をしていると16:00にキミー氏が迎えに来た。

最後の観光はプノン・クロムのサンセット撮影だ。

丘の麓に来るとキミー氏はバイクから座席部分を切り離した。

 

 

 

このようにバイクの後部座席に取り付けられた金具にドッキングされているわけだ。

ちなみにこのトゥクトゥクは中古でバイクが600ドル、後ろの座席部分が400ドルとのことだ。

新品だとバイク1500~2000ドル。後ろの座席部分は1000ドルとのこと。

後ろの座席部分を切り離したバイクの後部座席に乗り丘を登って行った。

バイクの2人乗りでは結構きつくギアも1速でギリギリ登っている感じのところもあった。

 

 

 プノン・クロムに到着。

眼下には1面の田園が広がっている。

しかしそのどこかで焼き畑をやっているらしく煙ってて視界があまり良くない。

広大な田んぼだが、その全てが丸裸で何も植えられていない。

キミー氏の説明では今は雨期だが雨が殆ど降らないために田植えができないのだそうだ。

農民たちは大変困っている。これに対して政府は云々・・・・と延々と説明してくれたが

中学2年生レベルの英会話能力しかない俺にはマイカオジャイ(理解できない)。

このとき17:00.日の入りまでは1時間近くある。

煙ってて視界がクリアではないし、曇っててクリアな夕日が見れるかも微妙な雰囲気だ。

何よりもアル中の悲しい性でビールが飲みたくて我慢できなくなっていた。

・・・ってことで撤収!

 

ホテルに戻ると真っ先にオールドマーケットの北側の昨日行った食堂に向かった。

シェムリアップ最後の晩餐に選んだメニューは・・・・

 

 

 

鳩の丸焼き&空芯菜炒め

鳩はライムを絞った例の酸っぱいタレにつけて食べた。

不味くはないが美味しくもない。普通に鶏のほうが美味しいと思う。

一度食べれば十分なものだ。

 

キミー氏は20:40に迎えに来ることになっていた。

それまで時間があったのでホテルのバーで飲むことにした。

俺の部屋と同じ2階のフロアーにあり階段を上った正面にあるバーだ。

 

 

なぜかマドラーがブラジル。

シーバス・ソーダが3ドル。ビールが2ドル。

そんなに安いのだったら毎晩ここで飲めばよかったよ。

バーテンの姉さんに今日撮ったアンコールワットの画像を見せたりして適当に過ごしていたが

酔っぱらったところでキミー氏から到着したとメッセージが入ったのでお開き。

 

空港に到着すると・・・確か昨年、キミー氏はトゥクトゥクは空港の中へは入れないと言ってゲート前でお別れした。

今回はIDカードのようなものを所持していてゲートの機械にそれをかざすとゲートのバーが上がりそのまま中に入れて

空港ビル前までトゥクトゥクで行くことができた。

そのことをキミー氏に尋ねると最近このカードを取得できたのだそうな。

もう16年ドライバーをやっているとのことだが彼はプロ意識が非常に高い。

時間に正確というのは大変安心感があった。

次回もまたよろしく!

 

チェックインを済ませ出国審査を終えると小腹が減ってきた。

 

 

なんと吉野家があるではないか!

牛丼並4.5ドルを食べることにした。

 

 

日本と同じ味・・・ではなく、しょっぱかった。

 

 

飛行機は定刻通り上海に向けて出発。

4時間弱のフライトだ。

2時間くらいウトウトできただろうか。

予定時刻の午前4:00、上海浦東国際空港に到着。

 

 

さーてこれからが大変だ。

羽田行きは9:40発なのだが空港がここではない。

同じ上海の虹橋空港というところだ。

ここから60キロ離れている。

リニアモーターカーの始発は7:00。

リニアモーターカーと地下鉄を乗り継げば1時間弱で虹橋空港へ行ける。

しかし最短で8時到着・・・・2時間前には到着できない。

ここから6時始発の地下鉄で行けば1時間40分。

7時40分に到着できる・・・・丁度2時間前だ。

・・・ってことで地下鉄で行くことに。

運賃は8元と格安。

空港始発なので座って行くことができた・・・・が、3駅くらい進んだところで催してきた。

オマケにこの電車は通勤電車なので停車するたびにどんどん乗車してくる。

日本の満員電車のように入ったら出るのは困難だ。

更に俺は大きなスーツケースを抱えている。

あ~もうダメだ。

・・・・と限界に達しそうになったとき到着した駅で殆どの乗客が降りた。

乗り換えポイントのようだ。

良かった~・・・真っすぐにトイレへ向かった。間に合った。

ここからはタクシーで行くことにした。

虹橋空港へは2時間前の7:40に到着。130元。

さっさとチェックインを済ませ出国手続きをした。

 

免税店をブラブラして過ごしたりしていたが良いものを発見した。

 

 

フリーWifiのパスワード発行機・・・とでも言うのだろうか

パスポートをスキャンするとフリーWi-FiのIDとパスワードを発行してくれる。

 

 

 

 

 場所は9番ゲート付近だ。

これで久々・・・といっても数時間ぶりにスマホをネットに繋げることができた。

羽田には定刻に到着。

中国東方航空は遅延率が高いとのことだったので少し心配していたのだが、今回は全くそのようなことがなかった。

 

シェムリアップは20年以上前タイに嵌って以来の大好きになった街だ。

街中はそこそこ近代的で食べるのに不自由しなくて酒が安く、少し走ればド田舎で人々が笑顔で暮らしている。

そんなところが気に入った理由なのだろう。

 

・・・でも、住みたいとは微塵も思わないよw

最後まで読んでくれた方々សូមអរគុណ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿