ホンダはCBR1000RRとCBR600RRの'09モデルを発表した。
CBR1000RR
CBR600RR
今回はスーパースポーツ用としては初をうたうコンバインドABS仕様をラインナップし、PGM-DSFIで制御されるエンジンはようやっと本格的に馬力規制撤廃を反映してきたようだ。
ABSはあった方が良いのだろうが、コンバインドブレーキには相変わらず懐疑的なので、乗ってみないことには何とも言えないねぇ。大型二輪免許があれば試乗出来るんだけど…
出力は
78PS/12,000rpm
5.3Kg-m/10,000rpm (600)
118PS/9,500rpm
9.7Kg-m/8,250rpm (1000)
となっており、2007年モデルの94PSから2008年モデルで118PSとなった1000RRは2009年モデルでも出力を維持。もう少し尖っても面白いとは思うけど、日本の事情には合わないということか…それでも24PSもアップしてるんだから250cc排気量が上がったようなモノだ。
この118PSというのは国内仕様としてはホンダの最高値であり、四社中最大だ。これに次ぐのはZRX1200DAEGの110PS/10.9Kg-mとなる。だが数値だけ見るとZRXの方がトルクが12%程大きいので扱いやすさという点では上だろう。しかしながらどっちが速いかと言えばピークパワーが7%大きいCBR1000RRだ(もちろん腕があればの話だが…)。
一方600RRは2008年モデルの69PS/5.2Kg-mから9PSアップ。ピークパワーはかつての750cc並になった。これで性格は異なる物の、CB750を切った穴埋めとして十分役割を果たすだろう。トルクが二割少ない分はエンジンを回してカバーだ。750ccという世界的に見ると半端な排気量を早くから切り捨てたかったはずだが、馬力規制の撤廃でCB750ファンの後押しを振り切れたと言うことか。
CB750は新型を出さず後継機種は1100になるはずだ。
それでも海外仕様と比べると見劣りしちゃうんだけどね…でも価格の安さと部品供給の安心感から、国内仕様の方がいいだろう。
さてどんだけ速度が出るかというと、レッドゾーンを低めに見積もって1000RRで290Km/h、600RRで240Km/h。引っ張れば300Km/h,250Km/hを超えるだろう。一速で100Km/hを超えるというのがなんとも凄い。加速性能を無視すれば三速に固定したまま、街乗りから高速まで走ることが出来る『三速オートマチック』だね。
リミッターをカットしたところでビビリミッター(心理リミッター)を解除出来る人は極僅かだろうけど、仕事率の高さは高速道路の合流や追い越しなどで絶大な効果を発揮するはずだ。この辺は我がトランザルプでは味わえない"別次元"の話ではあるが…結局最高出力は最高速度ではなくて俊敏性にかかってくるんだよね。願わくば相対速度200Km/h以上で近づいてくる軽トラには遭遇したくないものだ。もし遭遇すれば間違いなく天国にテイクオフ出来る。
国内仕様としてはもっとも速いだろうCBR6000/1000RRが売れて、ウィリーしながら攻める(かつての)峠小僧が増えるのか?
まぁ、それはないだろうけど、こういうフラッグシップマシンが牽引役となって国内市場活性化に寄与してくれると良いね。
600がパワー出してきたところで新型のVT250にも期待しちゃうわけだけど、あんまり期待するとホンダに対しての恨み節ばかりになりそうだから、期待するのは止めておこう…(雑誌ではもう紹介されてるようだけどね)
CBR1000RR
CBR600RR
今回はスーパースポーツ用としては初をうたうコンバインドABS仕様をラインナップし、PGM-DSFIで制御されるエンジンはようやっと本格的に馬力規制撤廃を反映してきたようだ。
ABSはあった方が良いのだろうが、コンバインドブレーキには相変わらず懐疑的なので、乗ってみないことには何とも言えないねぇ。大型二輪免許があれば試乗出来るんだけど…
出力は
78PS/12,000rpm
5.3Kg-m/10,000rpm (600)
118PS/9,500rpm
9.7Kg-m/8,250rpm (1000)
となっており、2007年モデルの94PSから2008年モデルで118PSとなった1000RRは2009年モデルでも出力を維持。もう少し尖っても面白いとは思うけど、日本の事情には合わないということか…それでも24PSもアップしてるんだから250cc排気量が上がったようなモノだ。
この118PSというのは国内仕様としてはホンダの最高値であり、四社中最大だ。これに次ぐのはZRX1200DAEGの110PS/10.9Kg-mとなる。だが数値だけ見るとZRXの方がトルクが12%程大きいので扱いやすさという点では上だろう。しかしながらどっちが速いかと言えばピークパワーが7%大きいCBR1000RRだ(もちろん腕があればの話だが…)。
一方600RRは2008年モデルの69PS/5.2Kg-mから9PSアップ。ピークパワーはかつての750cc並になった。これで性格は異なる物の、CB750を切った穴埋めとして十分役割を果たすだろう。トルクが二割少ない分はエンジンを回してカバーだ。750ccという世界的に見ると半端な排気量を早くから切り捨てたかったはずだが、馬力規制の撤廃でCB750ファンの後押しを振り切れたと言うことか。
CB750は新型を出さず後継機種は1100になるはずだ。
それでも海外仕様と比べると見劣りしちゃうんだけどね…でも価格の安さと部品供給の安心感から、国内仕様の方がいいだろう。
さてどんだけ速度が出るかというと、レッドゾーンを低めに見積もって1000RRで290Km/h、600RRで240Km/h。引っ張れば300Km/h,250Km/hを超えるだろう。一速で100Km/hを超えるというのがなんとも凄い。加速性能を無視すれば三速に固定したまま、街乗りから高速まで走ることが出来る『三速オートマチック』だね。
リミッターをカットしたところでビビリミッター(心理リミッター)を解除出来る人は極僅かだろうけど、仕事率の高さは高速道路の合流や追い越しなどで絶大な効果を発揮するはずだ。この辺は我がトランザルプでは味わえない"別次元"の話ではあるが…結局最高出力は最高速度ではなくて俊敏性にかかってくるんだよね。願わくば相対速度200Km/h以上で近づいてくる軽トラには遭遇したくないものだ。もし遭遇すれば間違いなく天国にテイクオフ出来る。
国内仕様としてはもっとも速いだろうCBR6000/1000RRが売れて、ウィリーしながら攻める(かつての)峠小僧が増えるのか?
まぁ、それはないだろうけど、こういうフラッグシップマシンが牽引役となって国内市場活性化に寄与してくれると良いね。
600がパワー出してきたところで新型のVT250にも期待しちゃうわけだけど、あんまり期待するとホンダに対しての恨み節ばかりになりそうだから、期待するのは止めておこう…(雑誌ではもう紹介されてるようだけどね)