秋の気配・４

全市全郡コンテストに、吉田の龍勢花火。

秋だぬ～
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今日のニャンコ・ストーカー誕生

今朝助けられた仔猫。

朝からず～～～～っと鳴き続け、さまよいつづけ、やがて陽が暮れて家の前に来た。

一時の情は決して良いとは言えないが、ウルサイので缶詰め八分の一程やるとウガウが言いながらあっさりと食べきり、もう八分の一やった。


どうやらとなりのチョコちゃんに気があるらしく、くっちいて回っている。

喉や腹を甘噛みしてもメゲズにチョコに絡む。サスガのチョコもタジン鍋、いやゲジゲジ、もとい、タジタジである、

赤虎君は鳴き方が少し穏やかになったが、まだ鳴き続けている。もう丸半日だよ。

そろそろ寝てくれないかな？騒がしい(笑)
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今日のニャンコ(羅生門的展開)

今朝は猫の鳴き声で目が覚めた。その大きな声で雨音は掻き消された様だ。

うるせえなぁ。いっちょ捕まえて食ってやろう、いや三味線屋に売って一儲けしてやらう。


どこにいるかと思えば下水溝の底。軽く舌打ちしながら降りると、俺を見つけてぎゃーぎゃー言いながら逃げ回る。

その内一儲けしようと、鳴き声につられて近所の人が集まってきた。皆我先にと飛び掛かり、猫の争奪戦が始まった。

異様な目付きの人間対すばしこい猫。バットや網、鎌を持ちだす人までいて辺りは一時騒然となった。

面倒な事になったな…

やがて人垣が築かれ、猫が取り囲まれた。

じりじりと詰め寄る人々。逃げ場を失い壁に貼り付く猫。

一人の娘が目をひんむいて飛び掛かる。かわした仔猫に鎌で迫る老婆。

しかし最後に仔猫を手にしたのは、にこやかな笑顔の女性だった。

その女性は、ふふふ。これで二三日持つわ、と言いながら夫らしき男と共にその場を離れた。

仔猫を取り逃がした人々は口汚く罵ったり、舌打ちを繰り返し、下水溝から上がった。

誰か女性を追うものがあるかと思えど、みな疲労困憊した様子で、下を向きながら何処へともなく消えていった。

仔猫の鳴き声はしばらく辺りに響いていたが、日射しが出る頃には聞こえなくなっていた。


予報官を嘲笑うかの様に、強い陽の光が目に突き刺さる。

やはり10月10日は晴れの特異日なのだ。

清々しい秋の空とは異なり、黒い雲が心の中に渦巻いていた。
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今日のニャンコ・かまってちゃん的解釈

今朝がた雨が止む頃、仔猫が泣き叫んでるんです。かまって、かまって！と叫ぶんです。

どこにいるかと思ったら、排水溝の底で泣いてるんです。

その内、御近所さんがあちまってきて、追いかけっ子。ホホッ私を捕まえてご覧なさい！何人にも追いかけられて、絶頂を迎え倒れる仔猫。

猫はかまってちゃんとは聴いていたけど、自分の身を危険に曝してまでもかまって欲しがるなんて。

敗けだょ。俺の敗けだ。脚にきた(笑)。

こんな事してたら健康になっちゃうよ…

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今日のニャンコ（10月10日の奇蹟）

10月10日は晴れの特異日である。

朝方まで降り続いた雨は、猫の叫び声が切り裂いた。特異な出来事である。


仔猫が、深さ2mほどの排水溝に墜ちて、泣き叫んでいる。

近所の爺Ａの様に、苦虫を貪り食った様な顔をして、タバコを吸うだけでは仁義もとる。


それがしがたお助けいたそう。生物多様性を護ろうではないか(つか、見殺しにすれば後味が、冷えたMACフライポテトだし、呪われそうだし、第一ウルサイ)。


ま、展開はご想像の通り、追いかけっ子の持久戦。人が先に死ぬか、猫が死ぬかの死闘を繰り広げた。


で、子猫を助けた(最後は他のお姉さんが決めたけど(笑))拙者の善行が、10月10日の特異性と共に雨をあがらせたのだ(なわけぬーだろ！)。


栃木では晴れ間が出ているそうだ。確かに北の方は晴れ間が見える。


飯島愛の呪いは解け始めているのかもしれない。

なんだか角Ａ先生と共に、禊が済んだというおもいである。
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