rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

今日のTA7358

2017年07月17日 13時22分00秒 | 無線
TA7358の2番PINにかかってるバイアスをトランジスターで操作するAGC回路がwebで散見される。

一例として次段のLA1600のAGCを使うものが挙げられる。しかしLA1600のAGC電圧の変化は微小で、十分な効果は期待できない。



そこでダブルスーパーの二段目にLA1135を使い、1135のシグナルメーター出力を使ってバイアスを変えてみたらどうだろう?これなら十分な電圧変化があるので、AGCに使えないだろうか?

ちなみにLA1135を使うのはIFアンプの出力とシグナルメーター出力を取り出せるからであり、LA1137でもLA1136でも良いと思う。入手性からすると1135になると思う。

IFアンプの出力はもう一つのTA7358に送り込み、ここでプロダクト検波する。0ビートでSSBを復調、CWはDDS-VFOの出力を1KHzほどシフトさせて受信するとちょうどよい。

これはほぼ制作が終わったトランシーバー二号機と似た構成になる。違うのはダブルスーパーにすることとLA1135を使うこと。

LA1135からはAMを、TA7358からはSSBとCWを出力する。AGCの時定数は1135で切り替える。三洋の広帯域RF AGCは使い方が今ひとつ飲み込めないので考慮しない。



TA7358によるフロントエンド~第一IFアンプまで。この基盤にはこの他にTA7358のAGC回路と第二局発、LA1135が載る予定。

プロダクト検波とAFのパワーアンプは別基板になる予定。