rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

プロパガンダ

2008年08月08日 03時41分45秒 | クルマ
高速料金引き下げ検討=経済対策、公明案とも調整-政府・自民

『原油高の影響を緩和するための高速道路料金の引き下げのほか、中小企業の資金繰り支援、農林水産業を対象とした肥料高騰対策や省エネルギー対策支援などを盛り込んだ。』

高速道路を初めとした交通量の減少は、高速料金が高いからではなく、燃料費が高いから。有料道路だけでなく一般道でも減少しているでしょ?何を勘違いしているのか。むしろ高速を使わないルート、距離であっても行楽や買い物を控えているのだ。

それに高速料金の補填に道路特定財源をつぎ込むとしたら、原付やほとんど高速を使わない人は、税を取られるだけ取られて還元されない事になる。しかもETC搭載車両だけが対象なのは明か。

平等に還元するなら、暫定税率を止めるとか、率を引き下げるかしなければおかしい。

裏返すと、極一部の人に対して還元する事で、道路財源など税収を確保しつつ、プロパガンダとして効果が見込める政策でしかないということ。『政府も国民のために頑張ってますよ』と宣伝したいだけなのだ。

燃料コスト急騰で一番しわ寄せを食ってるのは運送業。燃料サーチャージを設定出来ないので、経営が成り立たなくなっている。

輸送が転ければ只でさえ消費低迷であっぷあっぷの産業界は、流通する事も出来なくなる。国内経済どころか、日本の経済全てがまわらなくなる。


それでも道路を造れと言ってる首長は、本気で「誰も通らない道」を造りたがってるんだろうね。もう、バカかと。

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