rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

CB223S発売

2008年03月21日 22時36分08秒 | バイク
ベーシックなスタイリングの軽二輪ロードスポーツモデル
「CB223S」を新発売


モーターショー出展時からFTRの着せ替えに過ぎない事から賛否両論わき起こり、スタイリングからAPE223と揶揄される事もあるCB223S。

ツートーンタイプ

規制をクリア出来ずほぼ無くなる事が決まっているCB400SSの忘れ形見として、そのベーシックなスタイルは決して悪い物ではない。ST250の対抗馬として十分張り合えるバイクだとおもう。

しかし「CB」を名乗りながらも先進性はほぼない。CB400SSと同じで、トラッドバイクとしての意味で「CB」と名乗るに過ぎない。トラッドスタイルでありながらモノショックという所くらいか(しかしPROLINKではない)。

無理にCBにせず、あえてAPE223で勝負に出るという手もあったんじゃないのかなぁ?

FTRほど陳腐化していないし、軽二輪のトラッドバイクはしばらくなかったので、ブレイクする可能性はあると思う。ST250の様に泥臭くないデザインは、より多くの人に受け入れられると思う。

燃料タンクはFTRの7.2Lに対して11L。重量は128Kgに対して135Kgと若干重たい。これは燃料タンクの大型化と、より快適そうなシートになったと思えば不満はないだろう。

しかしエンジンは同じで

16PS/7,000rpm
1.8Kg-m/5,500pm

というVanvan200並の出力。前にも振触れたが、経験則として20PSを越える出力がなければ高速道路を流れに乗って走る事は出来ない。最低速度違反になる事はないだろうが、なんとか高速道路にも入れますという程度。二人乗りで高速道路を走るのはためらわれるだろう。

いかにもスポーツバイクでございという触れ込みで、低速よりのセッティングと称したところで、俊敏性や高速性を求めるとピークパワーがある程度必要である事は明白だ。

かといって気楽なツーリングバイクにしようとしても、リアキャリアのオプション設定もない。売れ行き次第ではサードパーティーから発売されるだろうが、それまで気長に待つしかない。

何より40PS/2.4Kg-mのCB250 HORNETや32PS/2.4Kg-mのVTR、27PS/2.3Kg-mのV-Twin MAGNAの後継機種であることが悲しすぎる。パワーはHORNETの45%、MAGNAと比べても67%。トルクは3/4ほどにとどまる。

コレをスポーツバイクとして売り出すほど市場が小さくなっている、と言う事なのかもしれないし、パワー志向のユーザーが減っているのだろうが、あまりの落差に悲しくなる。軽二輪市場を活性化させようという気概もないのだろう。


機会があればXR230共々試乗してみたい。
最終型のXR250で感じたトホホ感がどこまで極められているのか、ある意味楽しみだ。

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