rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

RAD-S312Nの校正その2

2008年07月19日 04時47分28秒 | 無線
RAD-S312Nはなかなかういやつだが、短波帯の周波数のズレが気に入らない。特に7MHzのハムバンドの始まりがあやふやなのと、21MHzのずれが大きいのが嫌い。

だもんで、気合いで校正した。

まず、コイル類の解析結果。

バンドセレクターより「下」にあるコイルが局発のコイルであり、短波帯は2バンドまとめて一つのコイルを使っている。よって、SW1の周波数をいじるとSW2の周波数も変わる。校正結果を見て解るとおり、片方のバンドで最適化すると、対のバンドはズレが悪化する場合がある。

なお、FMバンドの局発はバリコンに付属のトリマーコンデンサで行うようだが、解析せず(できず)いじっていない。本当はもう少し下げたかったんだけど…これはMWバンドのアンテナコイルのトラッキングと局発のトラッキングのトリマーもここにあるため、下手にいじるとせっかく灯台放送までカバーできている状態を崩すおそれがあるから(やりようはあるんだろうけど、疲れた…)。

バンドセレクターより「上」にあるのがアンテナコイルで、要はタンク回路のコイル。MW帯はバーアンテナでL固定なので、トリマーで微調整するが、SW帯とFM帯はボビンコアで調整する。今回はラジオ日経とNHKに感度を合わせた。これは適切な方法ではない。


次に、校正結果。
太枠内が校正前の測定結果で、その下に校正後の値を示した。なお、MW帯とFM帯は今回校正していない。

要所要所でジャストインするように調整したが、局発が対になっているバンドでは片方を追い込むと、もう一方のズレが大きくなる。トレードオフになっているのが辛いところだが、平均的に見るとズレが小さくなったと思う。

解析がてら調整して、気付くと3~4時間経っていた。
もう疲れたし、ネジがバカになりそうなので、止めておこう。座りっぱなしは腰痛を悪化させるし。

SG:LEADER LSG-17
FC:岩通 SC-7201

短波で何波も放送されてる「京劇放送」。あれ某所を見たらジャミングの一種らしいという話。さもありなん。ま、電波指標としても使えてるからいいか。


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