パリって面白い

2014-10-23 11:00:00 | 写真
パリの街を歩っていて、どこもかしこも写真になる(GOOGLEで見るとよく解ると思います)

あっち向いてホイではないけれど、一か所5カット位写真が撮れる。

そんなパリで見事にだまされた実例です。

モンマルトルの丘の階段の真下



この写真としたの写真の違いはわかりますか?



そうです。上の写真が彼の正式なポーズです。

下の写真は準備中です。

こいつが、此処にいたのです。



この写真の丁度右側の外れた所にいたのです。

パリは歩道の真ん中にも銅像が立っているんだ、やっぱ日本とは考え方がチガウナーと思いながら

直ぐ脇を通り抜けたのですが、その時誰かに見られたような気がしたのですが、知人がいるわけでもなし

気のせいだと思っていました。

この場所で鳩が飛び立つ瞬間を撮ろうとして15分くらいカメラを構えたまま立っていました。

あいつも身じろぎもせず箒をもって立ち尽くしていたには、いうまでもありません。

だから「あいつは」すぐそば1Mほどの所にいるのにカメラの枠から意識してはずしたのです。

はとが羽音高く一斉に飛び立ってもピクリともうごきませんでした。銅像だから?とうぜんです。

コノヤロウ!にくいね!うまいね!だまされた!



この写真は、新婚さんが写っているから、あるいはモンマルトルの丘からのパリの街の景色が素晴らしいから掲載したのではありません。

ここにもうつってはいませんが、写す気もなかった。

あいつの友達がいたのです。

中東諸国の男性のまとう白い服を着ていて頭に黒いわっかを載せたやつが、

階段の下の門柱ふうの上に立っていたのです。写真の左端の石の台みたいなところです。

皆さんモンマルトルに行ったら探してください。

街角

2014-10-23 09:17:56 | 写真
2014.05.11のサンジェルマン・デプレ15:53

この写真は隣り合った次の写真です。

分かりにくいかと思いますので写真番号が6886番、6887番です。

時間にして15:55ですから2分ですが、おそらく限りなく1分に近いと思います

何を言いたいかと言いますと、モダンな街、洗練された街と、1928年ころの街が混在しているのです。

私がパリに写真を撮りに行こうと決めたおおきな原因は、「佐伯祐三」の絵です。

「佐伯祐三」の絵とのはじめての出合は、昭和43年大阪天王寺区の予備校です。

英語の講師(名前は忘れた)が「佐伯祐三」のはなしをしてくれたのです。

昭和43年当時70歳をいくらか過ぎた白髪の長身の講師でした。「佐伯」の絵はすごいんや

友達やから言うんやない、ほんまもんや一度みてみー。の一言に動かされて以来「佐伯祐三」におぼれています。

ついこの間2014年04月16日静岡県立美術館まで国道246、国道1号線を走って

「佐伯祐三展」を見に行ってきてしまいました。

1928年佐伯祐三30歳のころのパリの雰囲気がほんの少し残っているのです。

「佐伯祐三」ファンとしては、可能な限り書かれた絵の地を訪ねてみました。

その結果として、観光地としてはマイナーかと思われる”メニルモンタン””オベルカンフ通り”を歩いたのです。

感じることはできたけれど、「佐伯祐三」の世界はとっくになくなっていました。

時期的には木村伊兵衛のパリと同じ時代になります。

冗長にすぎました。写真です。



この写真に写っている左側にいる、トレンチコートのおじさんを覚えておいてください。

撮影時間で17分後にこのおじさんが劇的に登場します。



この雰囲気が待ち望んでいた雰囲気に近いと感じました。