近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

減らない虐め~テレビが生み出した大罪

2012年03月21日 | 11番線:「政府&メディア批判」

今日は最近、私がふと気になった「虐めとテレビの関係」に関する話題です。
ぱっと見て全く関連性の無い2つの事柄ですが意外にも関連性があるのではと私は思います。


皆さんも覚えているかもしれませんが以前、バラエティ番組では芸人に対して「熱湯攻め」などが行っていました。
この様な番組では傍らにいる芸人達は勿論、司会者などもゲラゲラと腹を抱えて笑っていました。
この時点で大きな問題です。他人を虐めて笑いを取ろうとすると言う時点で人として終わっています。
恐らく彼らの脳内には「可哀そう」などという発想は微塵も無いはずです。

こういった超低俗番組は時として他人の痛みに対する意識を大きく鈍感にさせます。
つまり「虐め」という行為自体をそれほど悪い行為ではないと酷く勘違いさせている事です。
「虐めはいけない」などと言っておきながら虐められる姿を見て面白がる…。おかしいとは思いませんか?


更に酷い場合になればバラエティ番組で平気で「死ね」などという言葉が出てくる様になります。
確実に「虐め」=「娯楽の一種」という風な意識が変わっている様子が明確に表れています。
(実際に27時間テレビの中で福徳秀介が岡村隆史の後頭部にボールを投げ付けた後に言っていました。)


テレビという物は新聞やインターネットなどと異なり非常に影響力の高いメディアです。
それだけに使い方を間違えば今回述べた様な大罪を今後も犯す可能性も十分考えられます。


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