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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

ブラックホール

2019-04-17 09:28:10 | 日記
アインシュタインはなぜ巨大な重力をもつ、光さえ脱出できない高密度の天体が存在すると考えたのだろうか?

先週の土曜日、息子が新聞を持って「パパ、これ見て」と寄って来た。気が利くな と思って新聞を受け取るが何日か前のもので古い。読むことが出来ていなかったので「今日のが欲しいな」と言いながら古い新聞をめくろうとするが、息子はそれを許さない。しきりにドーナツのような写真のところを指さしながら「これ、これ」と訴えてくる。よく見るとブラックホールの姿を初めて画像でとらえることに成功した という記事であった。
「えっ!そうなの!?」、ここ数日ニュースにふれていなかったのか息子に教えてもらうまでこのニュースを知らなかった。

5,500万光年離れたところの画像が撮れるってもの凄いな思いながら記事を読み進めたかったが、子供たちから質問が次々にくる。
「ブラックホールって何?」
「地球は吸い込まれないの?」
「何でそんな遠くの写真が撮れるの?」
など。
“年”ってあるけど時間の単位ではなく距離を表すものだよ なんて説明をしたところまでは答えられたけど、そこから先の質問には答えられなかった。なぜ撮影できたのかは、私もまったくわからない。

ブラックホールを画像にとらえるという偉業を成し遂げたのはイヴェント・ホライゾン・テレスコープ(EHT)という国際プロジェクトのチーム。その中で日本の代表を務めていた国立天文台の本間教授のドキュメンタリー番組が日曜日の夜には放送されていた。
その番組の中で、世界にある8つの電波望遠鏡を途方もない精度で連動させ、地球とほぼ同じ大きさの望遠鏡を仮想的に創り出して今回の画像データを取得したことが紹介されていた。
この途方もない精度の中身はあとで調べたことだが、1億年に1秒の誤差という超精度の原子時計を導入し、8つの望遠鏡の動きを完全にシンクロさせたという。
天文学者、物理学者、数学者、EHTの構成メンバを詳しくは知らないが、壮大な宇宙規模のロマンがなければここまで人は思いを一つにしないだろう。結果もそうだが、その裏側もやはり感動的なものだった。

我が家の息子がブラックホールの記事に興味を示したのは、ドラえもんのアニメか映画かでブラックホールが登場したから。アニメの映像と新聞記事が同じものを示していることに気づいたのは凄いが、単純な思考回路だ。が、アインシュタインの思考回路はやはり理解できない。彼の中で世の中はどのように見えていたのだろうか。(ほ)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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