前回おふざけで次回予告入れたら本当に次回がやってきました。
予告通り2回目の富士登山について書こうと思います。
前回念願の富士登山を果たし、若干モチベーションが落ちたものの、月1くらいのペースで登山を続け、登山初めて2回目の夏がやってきました。
今年も富士山に登ろうとなったのですが、当初予定していた吉田ルートが崩落により閉鎖。
落石事故があったりなんだりで若干ぐだぐだになり、延期に次ぐ延期で登山日がシーズン終了ギリギリになってしまいました。
※富士山には登山シーズンがあり、おおよそ7月から8月までとなっています。
シーズンオフの期間中も一応登山は可能ですが、山小屋も閉鎖され、雪が積もるので非常に危険です。
前回弾丸で登り、下山がギリギリになった反省から今回は山小屋に泊まることになりました。
富士山の山小屋を利用する人は多く、事前予約が必要となりますが、延期に次ぐ延期で登山日がなかなか決まらなかった我々は、直前でも予約が取れる山小屋、不人気の御殿場ルートの山小屋を選ばざる得なく、必然的に登山ルートは御殿場ルートに決まりました。
この選択が後に大いに後悔することになることとは知らずに…。
今回登る御殿場ルートがなぜ不人気かというと、端的に言えば一番きついルートだからです。
富士登山4ルートのうち、御殿場ルート以外の3ルートは標高およそ2500m地点からのスタートになります。
しかし、御殿場ルートは約1500m地点からのスタート。
富士山の標高は3776mのため、標高約2200m分登る必要があり、他のルートと比べて標高1000m分多いわけです。
そんなきついルートを富士登山が初めてという新規メンバー2名を加え登山することになりました。
登山日当日、雨でした。
普段なら雨の日は登らないのですが、山小屋を予約していたということもあり、シーズンもギリギリということもあり、登山口に着く頃にはには止むだろうという判断で登山決行することになりました。
が、登山口に着いてもまだ雨がやまず、風も強いという最悪のコンディション。
本来ならメンバーの登山経験を踏まえ(自分を含め)、引き返すのが正しい判断ですが、わざわざ早起きして神奈川から静岡まで来ているので帰るという選択がなかなかできず、雨が止むタイミングを見計らって上ることにしました。
が、風が強い。
台風並みに強い風で全然前に進めません。
火山特有の砂利道と相まって一歩進むのも容易じゃありません。
風音もすごいのでメンバーの声がまるで聞こえません。
声が聞こえないので先頭を歩くメンバーと後続のメンバーが分断してしまうこともしばしば。
先頭メンバーが間違えて下山ルートを逆走するといった事態も。
御殿場ルートには登山ルートと下山ルートが分かれており、後述しますが、下山ルートはやわらかく作られているせいで、頑張って登っても滑り落ちてしまいます。
目印になるものが少なく、ルートもロープで区切られているだけなので気づかないで逆走してしまう人は多いそうです。
逆走しても登ることはできますが、大いに体力を消耗しますし、猛スピードで降りてくる人とぶつかりそうになるのでお勧めしません。
登り始めて1時間かそこら。
シーズン中行列ができるといわれる富士登山とは思えないほどの登山者の少なさ。
行き交う人はほぼおらず、あまりのコンディションの悪さに引き返すグループも。
行く先は雨雲で覆われ、目的地も見えず、登れど登れど前に進まぬ苦行。
勾配が上がり、登山道が狭くなり始めたころ、風はさらに強まり、突風で体を持っていかれ、登山道から落ちそうになることもしばしば。
突風はさらに砂も運び、1cmクラスの砂が容赦なく体に叩きつけられます。
御殿場ルートは7合目(標高3000m付近)まで山小屋がなく、避難するところもありません。
ついには雨まで降り始める始末。
夏とは思えない気温に加え、風と雨で体は凍え、ついにメンバーからは「帰ろう」という声が。
長くなりすぎたのでここでおしまい。(村)
moniswitch
今お使いの離床センサーがそのまま使える!
離床センサーのスイッチ入れ忘れ事故を防止するスマートスイッチ
monipet
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病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
WhitePlug
手のひらサイズのLinuxサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
予告通り2回目の富士登山について書こうと思います。
前回念願の富士登山を果たし、若干モチベーションが落ちたものの、月1くらいのペースで登山を続け、登山初めて2回目の夏がやってきました。
今年も富士山に登ろうとなったのですが、当初予定していた吉田ルートが崩落により閉鎖。
落石事故があったりなんだりで若干ぐだぐだになり、延期に次ぐ延期で登山日がシーズン終了ギリギリになってしまいました。
※富士山には登山シーズンがあり、おおよそ7月から8月までとなっています。
シーズンオフの期間中も一応登山は可能ですが、山小屋も閉鎖され、雪が積もるので非常に危険です。
前回弾丸で登り、下山がギリギリになった反省から今回は山小屋に泊まることになりました。
富士山の山小屋を利用する人は多く、事前予約が必要となりますが、延期に次ぐ延期で登山日がなかなか決まらなかった我々は、直前でも予約が取れる山小屋、不人気の御殿場ルートの山小屋を選ばざる得なく、必然的に登山ルートは御殿場ルートに決まりました。
この選択が後に大いに後悔することになることとは知らずに…。
今回登る御殿場ルートがなぜ不人気かというと、端的に言えば一番きついルートだからです。
富士登山4ルートのうち、御殿場ルート以外の3ルートは標高およそ2500m地点からのスタートになります。
しかし、御殿場ルートは約1500m地点からのスタート。
富士山の標高は3776mのため、標高約2200m分登る必要があり、他のルートと比べて標高1000m分多いわけです。
そんなきついルートを富士登山が初めてという新規メンバー2名を加え登山することになりました。
登山日当日、雨でした。
普段なら雨の日は登らないのですが、山小屋を予約していたということもあり、シーズンもギリギリということもあり、登山口に着く頃にはには止むだろうという判断で登山決行することになりました。
が、登山口に着いてもまだ雨がやまず、風も強いという最悪のコンディション。
本来ならメンバーの登山経験を踏まえ(自分を含め)、引き返すのが正しい判断ですが、わざわざ早起きして神奈川から静岡まで来ているので帰るという選択がなかなかできず、雨が止むタイミングを見計らって上ることにしました。
が、風が強い。
台風並みに強い風で全然前に進めません。
火山特有の砂利道と相まって一歩進むのも容易じゃありません。
風音もすごいのでメンバーの声がまるで聞こえません。
声が聞こえないので先頭を歩くメンバーと後続のメンバーが分断してしまうこともしばしば。
先頭メンバーが間違えて下山ルートを逆走するといった事態も。
御殿場ルートには登山ルートと下山ルートが分かれており、後述しますが、下山ルートはやわらかく作られているせいで、頑張って登っても滑り落ちてしまいます。
目印になるものが少なく、ルートもロープで区切られているだけなので気づかないで逆走してしまう人は多いそうです。
逆走しても登ることはできますが、大いに体力を消耗しますし、猛スピードで降りてくる人とぶつかりそうになるのでお勧めしません。
登り始めて1時間かそこら。
シーズン中行列ができるといわれる富士登山とは思えないほどの登山者の少なさ。
行き交う人はほぼおらず、あまりのコンディションの悪さに引き返すグループも。
行く先は雨雲で覆われ、目的地も見えず、登れど登れど前に進まぬ苦行。
勾配が上がり、登山道が狭くなり始めたころ、風はさらに強まり、突風で体を持っていかれ、登山道から落ちそうになることもしばしば。
突風はさらに砂も運び、1cmクラスの砂が容赦なく体に叩きつけられます。
御殿場ルートは7合目(標高3000m付近)まで山小屋がなく、避難するところもありません。
ついには雨まで降り始める始末。
夏とは思えない気温に加え、風と雨で体は凍え、ついにメンバーからは「帰ろう」という声が。
長くなりすぎたのでここでおしまい。(村)
moniswitch
今お使いの離床センサーがそのまま使える!
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業