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■タイロングステイの行方

2023-01-29 | ●中西語録
🔵世界の格差と分断化が進む。ドル高円安が外ロングステイを閉ざし,日本へのインバウンドを誘う。 定年後のシニアは、余裕があれば新しい世界へと飛躍を試みる。 しかしシニアの限られた資力が円安で目減りするとなれば、途端にロングステイへの脚は遠のく。必然と言っていい。🔵かって23年前の2000年にスタートしたタイロングステイは、当時のタイ商務省が日本の団塊世代700万人の定年後をタイで有意義に過ごしてもらうために創りだした妙案だった。 当時の安定した円高、ドル安=バーツ安は、洋風化した戦後昭和育ちの団塊世代の心を揺さぶった。瞬く間に南国タイやマレーシアでのロングステイが拡大した。その後のクーデターによる相次ぐタイ政権の崩壊、ドル高バーツ高、円安による滞在費の高騰、ロングスティヤーの高齢化などが、タイロングステイを瞬く間に衰退化に追い込んだ。東南アジアの経済成長と相まって、日本のシニアの海外生活滞在の妙味が薄れていった。 🔵顧みれば、トレンドにも似た海外ロングステイ衰退化の20年だった。とはいえ南国タイの魅力は衰えを知らない。 これからが、本格のタイロングステイの始まりとみていいのではないか。(Yama) . . . 本文を読む
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