「21世紀はアジアとの時代」 (Jtiro🔴Jpn) SDGs.Webサイト(Editor: K.Yamada)

●Copyright © 2025.All rights reserved.●Since2008.
  

■弥生の歳時記(早春譜)

2023-03-01 | ●歳時記2)

■■■■■■■■■■早春の歳時記■■■■■■■■

弥生の歳時記

季句.   春風や闘志いだきて丘に立つ  高浜虚子
             我と来て遊べや親のない雀   一茶  

時候  啓蟄 仲春 清明 春暁 雛まつり 十三詣        
         春分日(20日) 淡島祭(3日和歌山)春日祭(13日)       
味覚  ぼた餅 目刺 草餅 桜餅 花菜漬 菜飯 白酒 わらび
魚介  白魚 鮟鱇 鰆 鱒 白魚 若鮎 飯蛸 蛤 ヒラメ
作物  水菜 菜の花  桃の花  ゴボウ  春菊  大根  春菜  壬生菜

草花  シクラメン 土筆 馬酔木 菫 ヒヤシンス 勿忘草 椿
農耕  麦踏 山焼 田打 種蒔 植木市
自然  春一番 菜種梅雨 桜前線 花冷え 花曇り、
情緒  春愁 春意 春の夢 春興 春眠 ひばり
行事  卒業式 春休み 決算 送迎会

季語  余寒  春めく  春の宵  風光る  山笑う  雛市  長閑  清明
              春浅し 冴返る 早春 春寒 春光 山笑う
●挨拶  浅春の候 春暖の候 早春の候 春めく昨今ですが、



■■日本内外の3月行事■■■■■■■■■■■■■■
01日・東大寺修二会(お水取り)
03日・桃の節句
05日・東京マラソン2023
06日・啓蟄
07日・消防記念日
08日・国際女性デー
08日・ワールドベースボールクラシックWBC開幕(米国他)
11日・東日本大震災から12年
13日・大相撲春場所初日(大阪)
14日・ホワイトディ
15日・涅槃会(ねはんえ)
18日・彼岸の入り
21日・春分 春分の日
22日・フィギィアスケート世界選手権(埼玉アリーナ)
22日・タイ自動車展示会バンコク国際モーターショー
23日・EU首脳会議(プリュセル)
27日・文化庁が移転先の京都で業務開始 
30日・プロ野球開幕

 
 
  
■■主なタイの3月行■■■■■■■■■■■■■■
●鳥の歌コンテスト(ヤラー県)
●パノムルン祭り(ブリーラム県)
凧揚げ祭り

 
■■■■■■■■■■■早春譜■■■■■■■■■■■
風光る春
⚫️季節は、確実に春を運んで来る。
昨日来の暖気に誘われて,心待ちにしていた大阪万博公園の観梅に
掛けた。
大阪市内から,地下鉄と阪急を乗り継いで約30分ばかり,
1970年日本万国博を象徴する岡本太郎作「太陽の塔」が出迎えて
くれる。

万博公園内の自然文化園大梅林は、5500平方メートルの敷地内
に約
120品種・約600本,日本庭園には約40品種・約80本の梅が合計
約141品種・約680本の梅の花が咲く。
 
⚫️週日だけに,大きなカメラを手にしたお年寄りペアで賑わう。
このところ3年間ばかり,コロナパンデミックで外出もままならなかっ
ただけに、
嬉しい反動と言っていい。
 
青空を背景に,,赤や白の梅の花が咲き誇る風光る」美しい季節の
到来である。
梅林の間を流れる小川のせせらぎが,春光に燦く
美しい四季が織りなす自然の佇まいは,やはり日本独自の風情と言っ
いい。






 


近隣国の中国や韓国からの外人観光客は,自国の渡航解除の遅れから
姿を見せていない。殆ど日本人ばかりの 多くの観梅客だが、
いたって静かで端正でよろしい。

 
古くから千里丘陵を覆う孟宗竹林も、格別の風情を誘う

⚫️おりしも奈良東大寺のお水取りが、3月1日から始まる。
ハイライトは3月12日深夜の奈良二月堂の壮大なお水取りで
ある。これが終わると
本格の春が訪れる。


因みに奈良東大寺のお水取りとは、
例年31日から14日まで本行が行われ,春を告げる行事といわれる。
奈良時代から続く伝統行事で752年以来、途絶えたことがない

お水取りは、東大寺を開山した良弁(ろうべん)高弟,実忠が始め
たとされる。旧暦
21日から行われるために, 二月に修する法会
修二会」と名付けられ,二月堂の名もこれに由来する。


                        🔵出典:毎日新聞)
人々に代わって罪を懺悔(ざんげ)し,天下泰平五穀豊穣祈る
この大規模な仏行は,まず行を執行する
11人の「練行衆(れんぎょう)
を決める事から始まる。
練行衆は泊まりこみで本行の準備に当たる。そして
31日,練行衆は
行列を組んで二月堂へ向かい本行が始まる
本行中,練行衆は毎夜高
さ約
6メートルの巨大松明(たいまつ)に火を灯しともし,二月堂へ入り
深夜まで祈りをささげる。

⚫️10年程前,海外の知人を案内して徹夜でこの荒行と対峙したが、
限りなく深い静寂の中で,不思議な体験をした。
燃え盛る松明の鋭角的な音、
暗闇を突き破る閃光
純粋絵画を想わす和の世界
言葉では言い表せない感動に陶酔した事を覚えて
いる。(Yama)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■タイは若いうちに行け! | トップ | ■台湾物語(続編) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿