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■■■■■■■■■■■七月の歳時記■■■■■■■■■■■
■■「文月の歳時記」
●季句 プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷
サーフインの若者徴兵を知らぬ 金子兜太
風薫ルこれからと言ふ人生に 今橋真理子
●季節 夏の色、夏の夕、炎ゆ、涼し、夏深し、三伏、夏の暁、朝凪、
●時候 夏生(1日)小暑(7日)梅雨明け、大暑(22日) 夏の山、
●祭事 独立祭(4日)パリ祭(14日)
鬼灯市(9日浅草) 朝顔市(7日) 黒船祭(14日久里浜)
祇園会(1日京都) 天神祭(24日) 吉祭(17日30~01日大阪)
●風物 納涼、川床、露台、団扇、走馬灯、打ち水,植田、山滴る、
●味覚 柏餅、冷汁、冷奴、瓜漬、茄子漬、葛水、鮎、新茶、冷酒, 冷果
●花木 マロニエ、白丁花、百日紅、紫陽花、牡丹、余花、合歓の花
●健康 コロナ対策、熱中症対策、夏バテ対策、ワクチン接種
●挨拶 盛夏の候、猛暑の候、暑中お見舞い
●季語 夏深し 南風 麦嵐 青嵐 風薫る 朝凪 風死す 夏ぐれ
驟雨 山滴る 夏野 夏の川 滴り 喜雨 卯波
🔵祇園祭りと天神祭り
⬛️「日本と世界の行事」7月)
●01日 海開き、山開き
●01日 東京都制施行から80年
●01日 🔵スペインがEU議長国に就任
●01日 祇園祭 博多祇園山笠
●02日 半夏生
●03日 テニス,ウインブルドン選手権(ロンドン郊外)
●06日 西日本豪雨から5年
●07日 小暑 七夕
●07日 🔵G7都市相会合(高松市9日迄)
●08日 安倍晋三元首相銃撃事件から1年,
●09日 🔵北大西洋条約機構NATO首脳会議(リトアニア)
●10日 四万六千日
●14日 水泳世界選手権(福岡マリンメッセ)
●14日 那智の火祭
●15日 お盆(旧暦)
●17日 海の日(祝日)
●19日 芥川賞、直木賞発表
●20日 夏土用入り
●20日 ゴルフ、全英オープン(ロイヤル、リバプール、23日まで)
●20日 サッカー女子ワールドカップ(豪州、ニュージーランド共催)
●23日 大暑
●23日 群馬県知事選投開票
●24日 天神祭
●27日 ゴルフ、エビアン選手権(フランス30日迄)
⬛️「タイの行事」7月)
●ろうそく祭り(ウボンラチャタニー県)
●16日 三宝節(全国) 仏教の休日。
●17日 入安居(全国) 雨季が始まる時期,僧侶が修業に入る日、
●28日 ワチャラーロンコーン国王誕生日
■■■■■■■■■■閑話休題■■■■■■■■■■
■■「後半戦へ」
⚫️今年も前半6ヶ月が終わり, いよいよ後半に入る。
季節のうつろいは,思いのほか早い。コロナは,すぐ治まるかと思いき
や3年に及んだ。折角のオリンピックは,もどかしいまま終わった。
そして,政権は安部から菅へ,菅から岸田へと変わった。
その後,安倍元総理が凶弾に倒れた。あれからもう1年が経つ。
日本の巷からマスク姿が消えて,インバウンドの外人の姿が増えつつ
ある。長きにわたりコロナに翻弄されてきただけに,これが平常かと
思うと嬉しくてたまらない。来年は,パリオリンピック開催と聞いて,
やっと4年前に回帰できた感じがする。
⚫️今日,夕刻の事,家の近く(大阪,北区)で中国人らしき2組の老人家族
連れに出会い, ホテルへの道を尋ねられた。4,5分の所なので 道案内
を買ってでた。
案内の途中, 辿々しい日本語の対話によると, 台湾から初めての日本
旅行だと言う。ホテル前で,家族の丁重なお礼の言葉に恐縮しながら
別れたが, 特別良いことをした様で気分は爽快だった。台湾家族のた
めに,晴天を祈るばかりだ。
帰宅後,手にした産経新聞夕刊の記事によると,今年春の台湾の海外
観光(台湾観光庁調査)は,総数110万人のほぼ8割が日本、残りが,
中国,韓国,タイ,ベトナムで,日本が断トツ1位の人気だったと言う。
嬉しいではないか。
■■「日本観光の明日」
⚫️日本はいま観光立国を目指すという。実は,コロナ前の2019年には
政府は、次の2030年までの観光目標を年間のインバウンド6000万人,
外国人旅行消政費額15兆円達成と決めた。いよいよ新しい挑戦が始
まる。
■「訪日外国人&出国日本人数の推移」
⚫️日本の観光,特にインバウンドの歴史は浅い。観光先進の欧米諸国
から多くの事を学びながら、ようやくここまで到達したと言える。
しかし近来の厳しい世界観光市場の中で、珍しく日本が長足の進歩を
見たのは、
・まずは、平和で安全である事、
・日本特異の地政に恵まれている事、
・四季の風情、食味、伝統芸能、などと加えて
・新幹線やアニメ文化など、
日本独自のモノやコトに世界の多くの人々の心を鷲ずかみした事
に尽きるだろう。
🔵出所:ニッセイ基礎研究所
■ここで戦後の日本観光の足跡を振り返ってみたい。
(年次) (主な出来事) (円相場:為替)
1950年(昭和25年)●固定相場制再開 (360円:1ドル)
1954年(昭和32年)
1960年(昭和35年)
1964年(昭和39年)●東京オリンピック ●東海道新幹線開●海外旅行の解禁
1970年(昭和45年) ●日本万国博覧会(大阪万博)
1971年(昭和46年)・沖縄返還協定調印
1972年(昭和47年)・海外旅行100万人突破 (308円:1ドル)
1973年(昭和48年)・第1次オイルショック
1974年(昭和49年)・戦後初のマイナス成長率
1975年(昭和50年) 🔵変動相場制に移行
1977年(昭和52年)・平均寿命男72、69歳世界一
1978年(昭和53年)・成田国際空港開港
1979年(昭和54年)・第2次オイルショック
1980年(昭和55年) (296,79円:1ドル)
1985年(昭和60年)・プラザ合意
1986年(昭和61年)・ANA国際定期便就航
1987年(昭和62年)・JAL完全民営化
1990年(平成02年) (238,54円:1ドル)
1991年(平成03年)・湾岸戦争勃発
1992年(平成04年)・一般財団法人ロングスティ財団設立
1993年(昭和63年) (128,15円:1ドル)
1994年(平成06年)・関西国際空港開港
1995年(平成07年)・阪神淡路大震災
1998年(平成10年)・特定非営利活動促進法(NPO法)成立
🔵出所:ニッセイ基礎研究所
2001年(平成13年)・米国同時テロ発生
2003年(平成15年)・イラク戦争勃発、インバウンド521万人
2004年(平成16年) ・インバウンド614万人
2008年(平成20年)・リーマンショック
2010年(平成22年)・JAL経営破綻
2011年(平成23年)・東日本大震災
2014年(平成26年)・出入国者数 44年ぶりの逆転
2019年(平成30年) ・インバウンド3188万人
(コロナパンデミックで観光閉鎖)
2023年(令和05年)・インバウンド再開
⚫️「関連情報」
🔵2019年の訪日外国人の旅行消費額、4兆8113億円、7年連続過去最高。
⚫️伝統工芸品が好調、能作(高岡市鋳物メーカー)銅器
⚫️ニセコの主役、アジアの富裕層、1990年代大半日本人
⚫️ランキング2019/世界経済フォーラム(WEF)
戦後昭和の海外旅行者数日本第4位、1位スペイン
■「日本の成長率(実質GDP)の推移と予測」
:
(出所:ニッセイ基礎研究所)
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