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Head Line News Nov.
■■■■■■■■■■■■タイの現況■■■■■■■■■■■
■「タイの政情の動き」
●プミポン国王死去から1ヶ月、金融や主要産業の混乱なく、ほぼ回復。
●ワチラロンコン皇太子が即位を急がない意向で、プレム元首相が暫定摂政に。
●首相は、1932年立憲君主制移行後、20番目のタイ新憲法案を、王室に
●新憲法では施行後5年間を民政完全復帰の「移行期間」として軍が上院を支配。
●新憲法は、国民投票で61%が賛成、新国王の署名のみ。
●「主なプミポン国王の足跡」
・1927年 米国で生誕、
・1932年 タイ王国は、立憲革命を境に絶対王政から立憲君主制に移行。
・1939年 世界にナショナリズムが台頭するなか、国名をシャムからタイに
・1946年 兄国王の急死で、18歳で即位する。タイ式民主主義を提唱、
辺境で王室プロジェクトの開発を推進、熱狂的な国民の支持を得る。
・1959年 内外の投資推進のためBOI(投資委員会)を創設、経済学者を重用。
・1960年 欧米アジア20ヶ国を公式訪問、王室存在をアピール。
・1963年 国王夫妻で日本を公式訪問、
・1973年 軍事政権と民主化を求める市民の衝突を調停。
・1992年 国王が国軍と反政府運動の衝突を調停、両方指導者が伏して和解
・2006年 即位60年の記念式典を開催。
・2016年 10月13日88歳で死去。 偉大な国王として内外から惜しまれる。
■「タイ経済、産業の動静」
●タイリゾ‐ト地クラビの中国受注発電所計画、環境保護で小漁村が反対、難航、
●アジアの高齢者増加で、タイの医療介護サービス付高齢者ビジネスが台頭。、
●タイ1000店展開の大手コーヒー店「カフェアメィゾン」日本の福島1号店開店、
●タイには2016年現在、日本企業 4567社が活動。(JICA調査)、、
・製造業2147社(47%)サービス業2261社(49,5%)スーパー小売りが増加中
■「チェンマイロングステイの動静」
■「チェンマイ在留邦人数の推移」 (外務省)
(年 度) (2015) (2014) (2013) (2012) (2011)
(在留邦人数) 3733名 3887 3920 3867 3573
(増 減 率) -2,9% -2,0 1,4 1,8 1,7
●長らく隆盛を極めたチェンマイ・ロングステイに、一昨年、初めて減退傾向の
灯がともった。
2,3年来の年金不安の兆候や、高齢者の格差問題、加えて、日本政府の地方
創生事業による国内移住の促進など、また円安傾向による海外の年金生活費の
現地通貨兌換額の低減などが原因と想定される。
●もう一つは、ほぼ20年来、先駆的な都会派高齢者のトレンドとして定着して来
た「海外ロングスティ」が、いささか成熟化してきた事も否めない。
チェンマイを例にとれば、長期生活滞在するのではなく、1ヶ月から2ヶ月の短期
間で好きな時期に、多彩な短期間生活滞在を楽しむという、比較的若い高齢者が
増えてきた。
彼等は、短期滞在者だけに、外務省の在留邦人ロングステイヤーの調査対象者
には該当しない。敢て言えば、長期観光客という事になろうか。
●因みに、昨年10月開催の「東京ロングスティフエア」
今春、初めて大阪梅田で開催された「大阪ロングステイフエア」では、思いのほか
シニアの関心が、低かつたのを見て、私の予感が、現実になった事を強く感じた。
世の中が、静かにしかも大きく変わりつつある事は、確かだ。
因みに、今年の「2016、ロングスティフェア」は来る26日、東京ビッグサイトで開催
される。ぜひご覧いただきたい。
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