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7月だ!

 もう7月だ。1年の半分が終わったことになる。ここ最近、暑い日が続いて、梅雨なんて今年はなかったと思われるほどだ。この地域は、渇水が心配され、給水制限も近づいているそうだ。水がなくなったら大変だ。集中豪雨は困るけど、もっと雨よ、降れ!
 ところで、今日7月1日は、私の小さな双子の姪と甥の初めての誕生日だ。月足らずで生まれたため、暫くは保育器の中で育てられていた。病院で初めて見た姿は、保育器の中で本当に小さく、無事に育っていけるだろうかと、思わず心配になるほどだった。それが10日ほど前に、我が家にやって来たときには、2人ともハイハイは勿論のこと、数秒ではあるがひとり立ちできるほどにまで成長した。弟夫婦の苦労は相当のものだっただろうが、現代医療の素晴らしさが実感できる実例だと感心した。
 1歳のお祝いに何をプレゼントしようかとあれこれ考えてみたが、マンション住まいでは大きなおもちゃは邪魔になるだろうし、まあ一番無難なところで、やっぱり服にしようということになった。これまでも、何度か服は買ってやってきたが、今回はちょっと奮発しようと、わざわざ名古屋のデパートまで出向いて買ってきた。バーバリーの子供服を、とも思ったが、無駄に(と言っては言いすぎか)高く、こんな高価なものを着せる必要はないと勝手に判断して、ラルフローレンで選んだ。これもバーバリーと比べればまだ値打ちというくらいの価格のものだが、伯父さん、頑張ったぞ、というところを見せるには、格好のブランドだと思う。
 それと、妻からの誕生祝も買ってある。歩けるようになって、一番最初にはいてくれれば楽しいと思うが、女の子には赤色の、男の子には青色の鼻緒が付いた草履を買った。一番小さいサイズの15センチの草履を買ってきて、父に見せたところ、『可愛いなあ』と相好をくずした。手のひらにすっぽり収まるほどの大きさで、多分これでもまだ大きめなんだろうけど、小さな子供の草履姿は可愛いものだ。我が娘も息子もともにこの草履で育ってきた、いわば我が家の必須アイテムだ。息子など今でも普段は、この草履をはいている。
 これだけ用意しておけばいいのかなと思うが、実は去年あるデパートで見つけた赤ちゃん用の甚平を着せてやりたいと密かに思っている。ピンクハウスのものだったと思うが、男の子と女の子のものが並んで陳列してあったが、今年はどうなんだろう、まだあるのだろうか。一度見に行ってこよう。
 
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