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防寒靴

 寒い毎日が続いている。冷える、冷たい、凍える、そんな言葉を毎日繰り返している。だけど、私は相変わらず素足に草履で暮らしている。どんなに寒くても、足元だけは苦にならない。「お元気ですね!」と昨日もデニーズの店員さんに驚かれてしまったが、無理しているわけでも、やせ我慢をしているわけでもない。とにかく平気だから仕方がない。先日の大雪の日もいつもどおり素足に草履で走り回っていたため、ズボズボ雪の中に埋まるうちに草履がびしょぬれになってしまった。さすがに冷たかったので、晴れた翌日には天日で乾かしておいた。


 もうこの草履は私のトレードマークのようなもので、体の一部と言ってもいいかもしれない。しかし、室内でスリッパも履かずに素足のまま歩き回るのはさすがにきつい。床暖房などという文明の利器は装備してないので、どうしたって床の冷たさで足が冷え切ってしまう。塾の教室には絨毯が敷いてあるので大丈夫だが、事務所は床板のままなので、PCの前に座っているときにはスリッパを履かずにはいられない。足の裏が直接冷やされるのはかなりきつい、とても我慢ができない。そこでスリッパのお世話になるのだが、今年愛用しているのはこれだ。


 スーパーで300円で売っていたのを見つけて買った。ヒョウ柄がなかなか可愛らしくて気に入っている。履いているととても暖かくて足先がぽかぽかしてくる。写真は買ったばかりのときに撮ったものなので、きれいでしゃんとしているが、今ではもうかなり傷んでぐったりした感じがしている。それでも暖かさは以前のままなので、今この瞬間も履いている。
 このスリッパは冬用のものなのだろうが、去年の夏に流行った「カエルサンダル」(クロックス)にも冬バージョンがあるのを知って驚いた。


 小学5年生の女の子が履いていた。お父さんが静岡に行ったときにお土産で買ってきてくれたそうだが、暖かくて履きやすいと言う。サンダルといえば、夏限定のもののようだが、一工夫すれば冬でも履けるんだなと、思わず写真を撮らしてもらった。見た目も可愛らしくて、なかなか面白い履物だ。
 最近はおしゃれな子供が多くて、小学生でも塾へブーツを履いてくる子がいる。履きなれていないので、脱いだり履いたりにかなり時間がかかるのがおかしい。高校生ともなるとかなり個性的な格好で来る子もいて、ある女子高生が履いて来たこのブーツはとても暖かそうだ。


 帰国子女で、現在は国際学校に通っている女の子だが、このブーツはアメリカにいたときに友達からプレゼントされたものだそうだ。とても暖かくて、先日新潟へ修学旅行をかねたスキー合宿に行ったときにも履いていったという。表はスエード地でできていて、中は毛で覆われている。見るからに暖かそうだ。色や形も可愛らしくて、私も欲しいくらいだ。

 素足に草履というスタイルはもう何年も続けているので、これからもずっとこのままでやっていきたいのだが、一つだけ難点がある。それはかかとがひび割れてしまうことだ。毎日オロナインを塗っているが、ふっと1日2日忘れてしまうとすぐにひび割れてしまう。今も左足にかなり深いひび割れができていて、歩くと痛い。しかし、こんなことぐらいでへこたれてはいられない。暖かくなるまでもう少しの辛抱だ、頑張ろう!
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