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サルスベリ

 金曜日、お千代保稲荷へ参拝する途中、街路樹が濃い紅色の花をつけていたのを見た妻が
「あれは何だったっけ?」
と訊いてきた。私がいい加減に、
「ハナミズキじゃないか」
と答えたところ、伯母が
「季節が違うよ。あれは多分サルスベリ・・」
と教えてくれた。
「そうそう、サルスベリ」
と、妻も納得したようだった。
「サルスベリって漢字で『ひゃくにちのべに』って書くよな。でも、あっちの花は白いよ」
と私が言うと、妻は
「何で百日なの?」
と、まるで違う方向のことを訊いてきた。
「八十八夜と同じように何かの節季から百日過ぎた頃に咲く花ってことじゃないの?」
と私がいい加減なことを言うと、
「いつから?夏至から?」
と妻がしつこく訊ねてくるので、折を見て検索してみた。

『木の名前の由来-サルスベリ』
樹皮が剥がれやすく、猿が滑ると思うほど、幹肌がなめらかなことに由来しています。
漢字で「猿滑」と表記する場合もありますが漢字表記の場合は百日紅(ヒャクジュッコウ:別名)が使われることが多いようです。
ちなみに、百日紅とは約百日近くも花を咲きつづかせることから(花期が長い)ことに由来しますが、実際には一度咲いた枝先から再度芽が出てきて 花をつけるため、咲き続けているように見えます。

ほお・・。私のずぼらな考えは全くの的外れ。だが、そんな謂われがあったのか、と納得できただけ、得をした気がした・・。
ちなみに、百日紅はこんな花。

 


 白花もいいなあ・・。

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