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バッテリー??

 車の時計が大きく狂ってしまい、ディーラーに相談した。
 今年の初め頃にも時計の表示が消えてしまうことがあって、困ったことがあったが、その時はバッテリーに充電できるだけの距離を走る前にエンジンを切ってしまうのが原因だとディーラーの診断があったから、なるべく長い距離を乗るように心がけたら、暖かくなるとともに正常に戻って、暑い間はバッテリーのことなど忘れていた。ところが、10月を過ぎて、だんだんと冷え始めたら、時計が狂い始めた。車に乗る度に遅れていくのが分かって、とうとう1時間も遅れてしまった電話をした。
 「バッテリーですかね」
 「ええ、その可能性は大きいですね」
 「変えた方がいいですかね」
 「でも、一度見させて下さい。結論はその後ということで・・」
そんな遣り取りがあったので、昨日車をディーラーに持ち込んだ。すると、1時間ほどかかって、バッテリーのチェックをしてから、結果を報告してくれた。
 「バッテリーの充電量は正常の範囲にありました。ですから、バッテリーを交換したら状況が改善されるとは言い切れないと思います」
 「そうなんですか。じゃあ、なんで時計が遅れるんですか」
 「エンジンを掛けてからどれだけの距離を走ったか、この1ヵ月間のデータを調べたんですが・・」
 「そんなことできるんですか」
 「ええ、コンピューター管理されてますから」
 「すごいなあ・・」
 「それによりますと、走行距離が5km以下が半分近くで、10km、25km、50kmとだんだん減っていって、100km以上はありませんでした」
 「近所の喫茶店に行くのにもこの車で行くからなあ・・」
 「ええ、それくらいの距離だと、充電する前にエンジンを切っちゃうわけですから、電気が減ってくると、末端部分の電気の使用を減らすような仕組みになっているものですから、時計に回る電気が減ってしまうんです。それで、時計が遅れるのではないかな、というのが結論なんですけど」
 「じゃあ、こういうチョコチョコ乗りがいけないんだということですね」
 「いけないわけではないですけど、この車はエンジンが大きいスポーツカーですから、ある程度の距離を快適に走るように設計されている、と言えなくもないですね・・。それとあれこれ電気を使う装置が昔と比べれば格段に増えているものですから、充電が不足すると、どうして不具合が出る可能性があります」
 「じゃあ、どうすれば良いんですか?」
 「距離乗ってもらうしかないですね。お出かけになったら、少し遠回りして帰られるとか・・」
 「そうですね、そうするしかないですね・・」
 「はい、申し訳ありませんが、そういう風にして調子を見てもらうのが最善かと・・」

 結局は、私の乗り方が悪いということなんだろうから、乗り方をもっと研究しなければならない。その第一歩として、近所の喫茶店には歩いて行くようにしよう!! 体にもいいしね。
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