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ウイルスブロッカー

 喫茶店で週刊誌を読んでいた妻が、「こんなのがあるんだって」と言って、私に見せてくれたのは、室井佑月のコラム。妻が指さしたところだけを読んだら、「ウイルスブロッカー」という言葉があった。「何、これ?」「室井の息子が受験するらしくて、通っている塾で風邪予防のためにほとんどが持っているんだって」「効くのかなあ?」「そんなの試してみなきゃ分からないよ」「そうだよなあ・・。試してみるか」「試す価値はあるんじゃない・・」
 ということで薬屋に行って買ってきたのがこれ。


 左は据え置きタイプの「virus blocker」、右はクビ掛け用の「HYPER BLOCK」。室井の記事にあったものと同じ製品は売っていなかったので、名前の似通ったものを買ってきた。タイプは違うが、説明書きに「高機能 二酸化塩素パワー」「二酸化塩素分子の5つの力でウイルス除去」などと書いてあり、2つとも二酸化塩素の力で細菌を除去しようという目的は一緒だ・・・。

 えっ??二酸化塩素?ちょっと引っかかるものがあったので、調べてみた。

『ウイルス対策としての有効性と安全性
2008年、強毒性H5N1型鳥インフルエンザの人型変異とそれに起因する世界的大流行(パンデミック)への懸念から、空間消毒薬として二酸化塩素ガスが注目され、日本の経済報道番組[2]でも紹介された。
 しかし、二酸化塩素の安全性は経口摂取では確認されているものの、空気中の二酸化塩素濃度に関する基準は米国産業衛生専門家会議が設定した作業環境に関する基準があるだけで日本国内にはなく、長期間低濃度での暴露に係る安全性の検証に至っては十分なされているとはいえない状態である。
 また、独立行政法人国民生活センターが据置芳香剤型の空間除菌をうたった商品に対して行った調査では、二酸化塩素を有効成分とうたっているにも関わらず放出が皆無である製品の存在や臭気が原因とみられる体調不良者の発生、自社での有効性・安全性確認がなされていない製品がほとんどである実態がみられるなど、今後の研究・改善が求められる。
 なお、二酸化塩素がウイルス等を死滅させる事実があっても、日本においてウイルス感染を予防できる旨を商品の効果として表示するには厚生労働大臣による製造販売承認が必要であるが、現状としては遵守されているとは言い難く、不適表示・広告は多い』(Wikipediaより)

 にわかに信憑性が低くなってしまったが、せっかく買ってきたのだから、実験台になるつもりでしばらく試してみよう。据え置き用は約60日間、首掛け用は約1ヶ月間効果が続くと明示してあるから、それを一応の目安として、風邪を引かずに済んだかどうかをチェックしてみればいいだろう。
 
 で、早速首掛け用をこんな感じで、一日試してみた。


 IDカードみたいで面白い。効果があればいいのだけど・・。

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