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竜王戦・準決勝

 『将棋の藤井聡太二冠=王位・棋聖=が6日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第34期竜王戦決勝トーナメント準決勝で、先手の八代弥(わたる)七段を96手で破り、挑戦者決定三番勝負に進出した。永瀬拓矢王座と、豊島将之竜王=叡王=への挑戦権を争う。
 中盤からリードを広げ、危なげなく押し切り、持ち時間(5時間)を1時間13分も余らせた。藤井は「△6四角を拠点に攻めていける形になった」と振り返り「竜王戦の挑決は初めてなのでうれしく思います。第1局(12日)がすぐにあるので、そこに向けて状態をよくしていきたい」。相手の永瀬王座については「普段からVS(練習将棋)で教えていただいている。序盤の作戦が豊富で、中終盤も気付きづらい好手を多く指されている印象があります」と話した。
 藤井は棋聖を防衛し、現在、豊島の挑戦を受ける王位戦七番勝負(2勝1敗)と、逆に豊島に挑む叡王戦五番勝負(1勝1敗)の真っ最中。藤井が竜王戦初挑戦を決めれば、豊島とのトリプルタイトル戦となり、年内4冠達成の可能性がある。』(スポーツ報知)





 叡王戦第二局で逆転負けを喫し、精神的にどうかな?と少しばかり心配していたが、やはり杞憂だった。完璧と言うべき差し回しで、まったくこのところ絶好調と言われていた八代七段を全く寄せ付けなかったのだから、ショックはとうに乗りこえたとみてもいいだろう。さすが、一流の勝負師は切り替えが上手いと言われるだけある。私のような情弱な人間がとやかく言う筋合いではないようだ。

 これで過密日程にさらに拍車がかかり、超過密日程になってしまったが、叡王戦と王位戦をともに二連勝してしまえばかなり楽になるはずだから、それを願うばかり。
 コロナがこれだけ蔓延してくると若い藤井二冠といえども油断はできないだろう。体調をととのえ、万全ですべての対局に臨んでくれることを願っている。
 頑張れ、藤井二冠!!
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