同窓会

　このところ高校３年生のクラスの同窓会を開こうと画策している。

　実は２年前にもコロナ禍の間隙を縫って同窓会を開いたのだが、さすがに集まってくれた人数が限られたものになって、少々寂しかったが、今回は世間もコロナ禍を少し忘れたような雰囲気があるので、前回よりも多くの人が集まってくれるのではないか、と期待している。

　だけど、なんで私が幹事のような役割をしているのだろう。

　高校３年のクラスが特別好きだったわけでもなく、何か思い出に残るようなこともあったわけではない。だが、２年前に大学も同じ学校に行った２人の同級生と飲んでいた時、突然同窓会をやろうということになり、一番暇そうな私が「じゃあ、集めてみるわ」などと軽く引き受けたのがそもそものきっかけだった。二年前はなにせ４０年以上も連絡を取っていない同級生を探し出して連絡するのはかなりの時間がかかった。それでも、色々と情報をくれる同級生もいて、なんとか３５人くらいに連絡が取れた（クラスは５２人）。

　今回はその時の名簿を利用できるからさほど難しくはなかった。ただ、退職とかして会社のメールアドレスを使えなくなっている人もいて、ちょっと苦労したが、概ねスムーズに連絡が取れた。

　まだ「同窓会を９月４日に開こうと思っているんだけど」という軽い案内しか出していないが、それでも多くの人が参加の意思を表してくれたから、なかなか気分が良い。もうちょっと時間とかをしっかり決めて同級生に正式な案内を出すつもりだが、どれだけの人が集まってくれるのかちょっとワクワクしている。

　私のやることだから、いい加減さは決してぬぐえないだろうけど、できるだけ細心の注意を払いながら、会が成功に終わるようにしたいと思っている。

　頑張ろう！！