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王将戦第五局 一日目

 王将戦第五局 一日目は、48手目を羽生九段が封じて終了した。







 藤井王将が41手目に、昼食休憩を挟んで3時間の長考の末、4五桂馬と指した時、それまで60%ほどであった藤井王将の勝率が一気に35%くらいまで下がってしまってびっくりした。これは第四局の封じ手近辺の再現かとかなり心配したものの、羽生九段の意表を突いた一手であったようで、羽生九段も140分以上の長考に沈んだ。そしてその結果羽生九段が指した2七歩成りで藤井王将の勝率が60%に戻ったから、4五桂馬はAI越えの一手だったのかもしれない。

 その後数手が進み、封じ手時点での形勢は藤井王将が63%の勝率となった。持ち時間も藤井王将の方が1時間ほど多いから藤井王将有利と考えても良いだろう。しかし、相手はなんと言っても羽生九段、油断することなく私もしっかり応援しなくてはならない。

頑張れ、藤井王将!!
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