日曜日に見逃した「天地人」。
土曜日の昼間の放送を録画して、今観て来ました。
ようやく追いついた。
戦国の世に生まれなくて良かった。
平成生まれの会社の女の子が言っていたけど、
「私はバブルをまったく経験していない。いい思いをしたことがないから、(年長の人たちが)うらやましい。」
と。
私の世代は、子供の頃はまだ戦後十数年たったころで、国民はみんな貧しかったけど、高度経済成長でみんな未来を夢見て前向きに生きていた気がする。
父は車を買ったり、旅行にもよく家族で行った。
白黒テレビは、ときどき、放送が中断したりした。テレビの映画が、「もうしばらくお待ちください」なんて、表示になるのは当たり前だった。
今は、デフレスパイラルで、物の値段は安いけど、給料は据え置きか下がるだけ。
なんか、老後に希望が見えない。
戦国の世ではないから戦争で死ぬことの心配はまずしなくていいかもしれないけど、パートでわずかな給料をもらって、チマチマ暮らしている私たちって、戦国の女たちが見たら、どう思うかな。
どちらが幸せか、誰も決められないと思うよ。