2018年2月1日の日本テレビの夕方のニュース every.で、認知症について解説していた。
認知症患者は2025年には約700万人にのぼるといわれる。それは、65歳以上の高齢者、約5人に1人にあたるという。
予防について、食いついてしまった。
というのも、認知症の予防には、運動と料理が効果的だと言うのだ。
運動は、有酸素運動のウォーキングが適していて、並んで歩いている人と話ができない程度の速さで10分歩くのが良いのだそうだ。
そして、認知症の予防には、なんといっても料理が良いと言う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/3f/d8d175292db6a122f52a2faf1e2416e4.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/48/f69ed35845f2fba4ca99bb45ec275aea.png)
東京医科歯科大学・朝田特任教授によれば、料理というのは、まずメニューを考えることから始め、食材を集めて、それから調理して、適当なタイミングで炒めるとか、料理は多くの知的なプロセスを積み重ねてできているので重要なのだそうだ。
ただ料理を作るだけでも予防の効果があるという。
認知症予防はいくつかの作業を同時に行うことが脳を鍛えることにつながる。
新たなことに直面する、というのが脳への一番の刺激になるから、作り慣れた料理だけではなく、今まで作ったことのない料理に挑戦することが重要だという。
夫は、腎臓の食事療法で、新しい料理をテレビや新聞で仕入れてきては、ノートにまとめて、食事療法の制限に収まるように食品・調味料の選択や分量も、提示してあるレシピから、適宜アレンジして材料の決定をするところから始め、安く食材を求めて、買物をし、自分でレシピを見ながら初めての料理を作ってしまう。
ウォーキングも買い物に出ない日には、夜明け前に必ず行ってくる。
夫は認知症には、ならずに済みそうだ、これなら。
新しい料理に挑戦するのは、外食が自由にできなくて、それは、成分の量がつかめないからなのだが、家で、外食のように目新しい料理が食べたいからなのだ。
ただ問題は、持病の進行の恐怖にいつも怯えていることで、心休まるときは、眠っているときだけなのだ。
それでも、毎日工夫した料理が趣味のようになってくれて、とても助かっている。