マンションのベランダには、洗濯物を干すときは、出る。
それ以外にも、プランターを見にでることもある。
手すりに干すことがあるので、手すりを拭く際にはお隣りのベランダが見える。
だから毎日見えるわけではないのだが、お隣りは、洗濯物がいつも竿に数枚のタオルが干されているだけで、生活感がない。
覗き見しているのではなく、見えるのだ。そして、印象的なのだ。
それで、気になっているのは、奥さんの姿と、女性物の衣類の干し物がないことだ。
もともと、廊下でお隣りのかたを見かけるのは数か月に一度くらいのものなのだが、最近はめったに見ない。
お隣りはうちよりも年配のご夫婦二人暮らしだ。
ご主人はたまにうちのドア前で見かけたことがあるが、それでも、半年くらい見てない。
奥さんはお元気なのだろうか。
うちは、このマンションで親しくしている人はいない。
駐車場を貸しているので、たまに、借りてくださっている方とは、連絡を取ることもあるが、理事でなくなってからマンション内の人と話す機会はほとんどない。
管理人さんはよくやってくださる方で、その管理人さんとは用事を含め、時折、会話をする。一番話す人は管理人さんだ。
お隣りさんは、親しくなくても、お元気に過ごされているかどうかは、知っていたいものだ。
大きなお世話だろうか。