暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

読書好きのひと、そうでもないひと

2018-06-24 20:56:25 | 日記

読書の習慣は、子どもの頃に身に付くものらしい。



と言っても、私は読書好きではなかった。

過去形で言うべきでもない。読書は苦手だ。


私はこどもの頃、いつも決まった本を引っ張り出しては、そればかり見ていた。

それは、「役に立つ動物」という図鑑だった。

中には、クジラの絵が大きく描いてあって、各部位が、どのように使われているか説明がついていた。

捨てるところはないのだという。(長じて、生物農芸専攻の学科に入学し、卒論は生化学の実験だった)

児童文学の全集など、親が買ってくれていたが、大して読みもしなかった。

興味ないのだ。

昔話の絵本は見ていた。

こういう習慣は、遺伝らしく、母は読書好きで、姉がそれを継いでいて、父は本を読んでいるような姿は見たことがなく、私が本を読まない。


というわけで、今も、興味を持った本を入手しても、開いてみて、関心がなかったら、読まずに古書買い取りに出してしまう。

新聞も隅から隅までは読まないので、未亡人になったら、夕刊はとらないだろう。


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