暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

鼻水を止める

2018-01-06 18:51:22 | 健康

幼児から小学生のころまで、私は小児喘息だった。

喘息の発作で学校をよく休んだこと小学4年で養護学園に入っていたことを、最近ブログに書いた。

喘息と同時に、私は、小さいころから鼻が悪かった。



こどものころには、花粉症などは世間になかったし、花粉症のことばもなかった。

鼻水が出るのは、季節の一時期ではなく、一年中だった。



アレルギー性鼻炎という言い方はよくしていたが、何がアレルゲンかなど、調べたことはあっても、対策などなく、母もどこで聞きかじってきたのか、「青魚がいけない」などと聞くと私に青い魚は出さないようにしてみたり、毛布がよくないなどと聞くと毛布を使わせなかったり。

よく言っていたのは、「季節の変わり目に・・・」などというもっともらしい言葉だった。

しかし、私も結婚して家の中のことを全部把握するようになったら、鼻水がどんなときに出るのか気づいてきた。

押し入れにしまってある布団などの寝具を久しぶりに出してすぐ使うと、急に鼻水が出る。

これは、ダニだと気づいた。

寝具のことでは、夫も同じように鼻水を出してしまうので、確実だ。

布団を出したら、必ず干す。

寝具のカバーは洗い立てに替えて、押し入れに入っていた布団をくるんでいたカバーは使わない。

これをするだけで、ずいぶん予防になった。


掃除をして、ほこりをあげたりすると、鼻水が出てくる。

ダニもいけないが、室内のほこりもいけない。

おそらくダニも含んでいるからだろう。


しかし、そのようなことがなくても、急にツツーっと鼻水が出て、かんでもかんでも止まらないことがある。

前には塩水で鼻うがいをしていたこともあったが、即効性はなかった。

そのうち、花粉症の対症療法で、市販の鼻の洗浄スプレーをみつけた。

ここ数年はそれで、即効性があって楽になった。

ご紹介する。



「アルガード 鼻すっきり洗浄液」というスプレーで、鼻をよくかんだあとに、ノズルを鼻の穴に差し込んで、左右にスプレーを1回ずつ吹き付ける。

鼻から薬剤がたれてくるので、ノズルを拭いたあと、鼻もよくかむ。

だいたいこれで、鼻水は止まる。

エアゾールの噴霧で、買う前に思っていたのは違っていたのだが、いいものに出逢ったという感じだ。


だいたい、「季節の変わり目に」鼻がよく出たのは、変わり目に、押し入れから季節が変わったときの寝具を引っ張り出してくるからだったのだろうに、母は子供のことをよく見てないんだな、と思った。

アトピーやアレルギーの子供さんを持つお母さん方は、部屋を徹底的に掃除したり、食べ物の含有物に気を付けたり熱心なのをテレビで目にする。

うちの母は、掃除が苦手で、仕事を引退して時間ができたころでも、家の掃除はしていなかった。

子どもを育てるのもきっと苦手だったんだろうと思う。


以前、母に、「人生で一番楽しかったときはいつだった?」と聞いたことがある。

母は、「結婚前に、独身で働いていた頃」と答えた。

子どもの健康に気を配るより、仕事と食事作りでせいいっぱいだったのだろうと思う。

中学、高校と、毎朝お弁当をつくってくれて、家事をほとんど手伝わなかった私たち子どもたちの世話をよくしてくれた事にはとても感謝している。

だが、子育ては、向いてなかったんじゃないかと思うのだ。


話がそれていったが、私は、このスプレーで、楽になったと、書いておきたかった。

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