暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

怖い!動脈硬化

2016-06-18 21:39:14 | 日記



病院主催の公開医学講座に2講座、今週夫と受講してきました。

私が福島に旅行に行っていたあいだ、夫は、テレビドラマの中で足が壊死して切断する話を観たようです。

私が帰るまで、自分の足も動脈硬化になってないかと悶々として過ごしていたそうです。

湘南の病院のいくつかは、入場無料の医学講座を開催しているので、聴きに行きたいというのです。


「動脈硬化とは?」

「下肢閉塞性動脈硬化症」

の2講座行きました。

また、このほかにも、今月2件の講座に行くことにしています。

もともと、脳梗塞もやりましたし、冠動脈も狭くなっていますし、腎臓も腎硬化症なので、動脈硬化であることは確かで、それが進行したら、足の切断に至るのではないか、足を切ってまで生きていたくない、と毎日夫は悩んでいます。


腎臓の食事療法では、たんぱく質を抑えているので、カロリーは油脂類で摂るしかなく、動脈硬化の原因となるコレステロールや脂肪を多く摂ることになり、矛盾してしまうのです。

また、でんぷん製品を低たんぱくの手段として多く取り入れているので、糖尿病には良くない糖質の摂りすぎになってしまうことも、糖尿病の心配の理由になっています。

もし、糖尿になったら、でんぷん製品も避けていかなければいけなくなり、コレステロールのことを考えると、脂肪も控えるとなれば、いったい何を食べればいいのか、という疑問が生じています。


また、栄養指導の予約をして、疑問に思っていることを解決してこなければいけません。

夫は、もう、この戦いから降りたい、と言っています。

慢性腎臓病の患者は、1330万人いて、成人の8人に1人いるというのですが、食事療法を厳密に行っている人がどれだけいるのでしょうか。

エクセルで計算したもの以外、いっさい口にしない、という硬直的な考え方がいけないんじゃないかと言いましたが、計算して食事をすることに苦痛は感じていないと言っています。

まずは、食事のことで、私と言い争いになるのをやめてほしいと、これが一番のストレスのようです。


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