暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

手紙の捨て活の必殺技 スキャン

2020-12-16 21:32:29 | 捨て活

捨て活をして、いつもつまづくところが、手紙だ。

菓子箱に雑然と入れたものが、押入れの段ボール箱の中から出てくる。

開けて読み始めると、やっぱり捨てられない。

何度押入れの片付けをやっても、手紙の菓子箱が元の段ボール箱に留まるので、あらためて長い時間をかけられるときに、じっくりと選別して捨て活しようと、そう思って、手紙の菓子箱は、天袋にあげて取っておいた。


最近、ミニマリズムにはまってYouTubeを観ていることは再三書いてきたが、ミニマリズムの本も興味を持って古本をamazonで買ったり、電子書籍で見たりしていた。

ミニマリストの佐々木典士さんの書かれた「ぼくたちにもうモノは必要ない」という本を無料お試し版でダウンロードしておいたものを、テレビに映して、ベッドで読んでいた。

元はマキシマリストだったのを、物を処分してミニマリストになった方で、その思想や経験を書かれている。

その中に、こんな記載があった。


・フイルム時代の写真はすべてスキャンして処分した
・想い出の手紙をすべてスキャンして手放した(幼稚園の頃から捨てていなかった)

ただ捨てることはできないから、捨てるものはすべて写真に撮った。


とある。

3000枚の写真がハードディスクに溜まったそうだ。


私はこの記述を読んで、「なるほど!」と膝を打った。

スキャンしよう!

私の手紙の菓子箱は4箱になっていた。



12月13日から手紙を仕分けして、判断の付けやすいところから、手放す、残すを分けていった。

つまりは、読みながらだ。



亡くなった方からの手紙は捨てられない。残した。今は原本をそのまま残す。

高齢の親戚からのものも一応残す。

友人の懐かしい手紙はスキャンして原本は手放す。

姉の手紙、甥、姪の小さいころの手紙、JICAで南米に行っていた弟の若いころの手紙は、1枚1枚読んでいると、これはなかなか手放せないなあ、と保留になっていたが、スキャンして原本は手放すもの、原本を残すもの、と判断がだんだんつくようになった。

きのうから、スキャンを始め、1日の大半の時間を費やしている。

まだしばらく掛かりそうだ。

無職だから、時間はある。

あと数日かかっても、やるのだ。

ここのところ、ブログの更新ができなかったのは、そういう理由だった。


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