暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

慢性腎臓病と闘う夫の食事

2025-02-13 20:50:09 | 腎臓

 

夫が、慢性腎臓病と診断されたのは、2012年2月のことだった。

あれから、13年。

腎臓病食の調理実習に、二人で参加したのが2015年春で、それ以来10年間 食品成分表で計算した食事を続けている。

献立を立てて、計算して、食材を買い、調理して、ようやく食べられる。

それを、夫は、ほとんど こなしている。

私は Excel に入力して、印刷物を渡す。

指定された料理を作る日もあるし、「にんじんを短冊切りにして」と頼まれて、食材を調えることもある。

私が食べさせたい料理があるときは、この食事記録表を作成するところまでやって、夫に提案する。

それを夫が調整して、「作って」と夫から言われて、食材や、調味料の重量の計量から、料理になるまで、私が用意する日もある。多くはない。

ちなみに、上の日のスパゲティミートソースは私が作った。

 

腎臓病食用の専門の食材をネットに発注して、買うとかなりの金額になる。

本当に、10年間、夫は頑張ってきた。

加齢とともに、腎臓の指標になる数値は、悪くなるばかりで、透析にならないことを願っている。

2016年に、川越に1泊旅行しただけで、二人で旅行したのはそれが一番最近の旅行だった。

夫は退職したら、日本中を旅行することが夫の楽しみであったが、食事のことを考えると、旅行に行きたくないと言っている。

外食は、朝昼の食事を抜いて、14時過ぎに食べに行く。

それしか、方法がない。

 

「よく頑張っているね」

いつも感心している。

私が作る食事を少しずつ増やして、食事を楽しんでもらいたい。

 


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