横浜家系ラーメンの麺と言えばやはり、「酒井製麺」
家系総本山は吉村家ですが、その吉村家の系統にある家系ラーメン屋でしか使うことができないとも言われています。
なので、酒井製麺の麺を使用しているお店は、まず間違いないお店と言っていいのでは?!
静岡県内でも酒井製麺を使用しているお店は3店舗のみだと思います。
沼津の「沼津家」 静岡の「貫徹家」 掛川の「ジェット家」 浜松の「蔵前家」 三島に「古口家」もあったけど閉店したとか?!
なので、現在静岡県内で「酒井製麺」を使用している「家系」は4店舗のみ。
すべてのお店に行った事あります。それぞれお店で特徴があり、やはりこの4店舗はどのお店も、旨い家系ラーメンが提供されてます。
本日ご紹介は、掛川の「ジェット家」 少し前にもご紹介しましたが、ここは美味しいだけでなくインパクト絶大なお店。
何回かこのブログにも登場していますが、ここのお店の特徴はなんといっても「ご主人」!
家系ラーメン店は券売機が入口に設置されているお店が多いんのですが、このお店は券売機は設置されておらず、
主人がオーダーを取るタイプ。
店内はカウンターのみですが、11人位は座れます。
なので、いつも満席なので、1人で11人の相手をしているのです。
ラーメンを作るだけでなく、食べ終わった器の下げから、その器の洗い物まで。
券売機はなく、注文を聞いてラーメンをつくるわけですが、最近のラーメン屋は、麺の硬さ、味の濃さ、脂の多い少ない、
そして、トッピングとかなり複雑なオーダーになるわけです。
硬さは硬め、普通、柔らかめ、。味の濃さも濃いめ、普通、薄め、脂も多め、普通、少なめと言うように、
この3種の取り合わせだけでも27通り、そして普通盛り、中盛り、大盛りと量が3種類。
これで81通り。そして、海苔、ネギ、チャーシュー、味付け玉子、などのトッピングまで入れると、
物凄い種類のラーメンになるのです。
しかし、ここのご主人、一切メモは取りません。自分の頭の中で、管理されてます。(笑)
凄いですね〜。あれ?この人の注文なんだっけ?ってならないのかな?!
そして、食べ終わった後、「ごちそうさ」と声を店主にかけると、勘定も間違いなく「¥800です」とすぐに返答。
もうホントにこれには驚きです。どういう風な記憶術なのか効いてみたいですね。
TVの「ナニコレ珍百景」という番組で、以前中華料理店のオーダーを記憶する店員という珍百景をやっていましたが、
そんな珍百景のオーダーを記憶する店員はオーダーを記憶するだけで、作りもしないし、
会計もする訳ではありません。その店員よりも数倍の量を記憶し、ラーメンを作り、会計まで一人でこなすご主人。
絶対に珍百景に登録されますよ!(笑)
ご確認お願いします。
拙いブログにコメントありがとうございます。
記事が2019年なので、少し古い情報になっており、申し訳ございません。
私も最近沼津家さんにお邪魔していないのでもしかしたら、麺が変わっている可能性がありますね。