1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 自民党総裁選のポスターが、映画『アウトレージ』のポスターのパクリと吠える人達に。

2024-09-06 11:12:10 | 法話

【臨時法話】  今日の法話は、9月4日に投稿した総裁選の話の補足です。


方々から「自民党総裁選について、どういう見解を住職は持っておられますか」と頻繁に問い掛けが。対し「個人的な意見ですよ。例えば、野党が政権を取れないは、外交に一抹の不安が拭えないからだと。国内政治だけなら、どの党が政権を取っても恐らく無難に。この国は他国に比べて平和だからね」「されば、外交が出来る人が総裁に、というお考えですか」と。「まあ、そんなところかな。それともう1つは、立憲の総裁に野田さんが選ばれた場合、この人と対峙出来る人は誰なのかな、と勝手に考えてる。野田さんは阿部さんが、一目置いていた政治家だもんね。小中高の学級長を決めてる訳じゃないんだから、人気、不人気、好き、嫌い、自分にとって都合が良いか、悪いかで、総裁を決めてほしくはないかな。何せ、否定から入ったら、得るものは少ない」と。

 

更に、方々から「ところで、ですが、自民党総裁選のポスター、まるで、北野武さんの『アウトレージ』ですよね。この度の立候補者を載せず、過去の総裁を載せるポスターなど作って、自民党は相変わらずですね」という意見が多い様な感じがしますが、まだ、皆が皆、出馬表明してないから、この度の立候補者は載せられなかったんでしょ。だけど、このポスターですが、国を背負って立った人達の顔ぶれを見ると、やはり威圧感が凄い。ほんと『アウトレージ』そのもの。嫌いじゃないけどな、拙僧は。清廉潔白、人畜無害でも、総理という仕事(国民の安心、安全、快適な環境を守る)が出来なきゃ、ですね。綺麗事ばかり言って、この国を守れるなら、それに越した事はないですが。人と人の間でも、国と国との間でも、自分の利益(欲)を最優先するが、人間ですもんね。日本の周辺国だけを見てとっても、海千山千の癖満載の国家元首ばかり。多少癖があるぐらいでないと、舐められて、やりたい放題に。この度の立候補者で、このポスターに顔を並べて、引けを取らない人物っていったい誰かな、と勝手に考えております」と、方々の人達に。


この拙僧の意見に対し、檀家の60代男性が「だけどよ、住職、自民党総裁選のポスターだが、あれはどう見ても、映画『アウトレージ』のポスターの完全パクリだぞ。あれってどうなんだ」と。対し、拙僧「それがくさ、拙僧周囲の狭い範疇だけどね、案外に若者達には評判がいいんだよな。このポスターで自民党の総裁選に、興味を持ったという若者の声も結構耳に入ってくるんだよ。パリ五輪の開会式で、首のないマリーアントワネットさんの映像が物議になったでしょ。これはあくまでも拙僧の私見(憶測)の範疇ですよ。恐らく、フランスの国内でもマリーアントワネットの催しは、賛否両論だっと思うよ。恐らく、フランスの国内でも賛否両論だっと思う。出せば、世界中から非難を受けるは、百も承知、だったと思うよ」と。


続けて拙僧、この檀家男性に「若い人達は『マリーアントワネットさん』を知らない人も多いだろうから、あの映像を見た人達が『パリ五輪、開会式、首無し女性』で、世界中が一斉にググったんじゃないかな。説明をすれば、数時間掛かるだろうフランスの建国由来を、あの映像1発で、フランス革命の経緯を全世界に知らしめおった。誰が仕掛けたのかは知らないが『機転の効く人間がいるもんだ』と瞬時に感心したよ」「という事は住職、自民党総裁選のポスターもそうだと言うのか」「若い人達の反応を見ると、満更失敗でもなさそうだよ。クソ面白くもない、インパクトも少ない、興味も抱かせないポスターよりは、まだもってマシ、なんじゃないかな。あのポスターを見て、歴代の総理をググって、以前に行われた政治を調べた若者も、何人かいたみたいだよ。あくまでも、拙僧周囲の狭い範疇の話だからね。今は、ググれる時代だもんね」と。


すると、この檀家男性が「だけど、パクリは、パクリでしょ」と。「人間の世界は、過去の物をパクりながら、良い物を作り上げてきた歴史でしょ。パクリの何が悪いの。『0』から『1』を考え出す人は、そうはいませんよ。世に出てきた『1』を『2』や『3』に工夫していく事を悪いなんて言ってたら、何の進歩もないがな。何か昨今は『温故知新(古きを温ねて新しきを知る)』が死語になってる様な気がして。何をしたって、一定数の批判は集まるよ。文句言い、講釈言い、屁理屈言いは、次から次に生まれてくるんだから。やってみないと当たる(成功)か、当たらんかも、わからんでしょ。ほんと、否定から入ったら、得るものは少ないよ」「そういう解釈の仕方もあるのか、なるほどな」と、この檀家男性が。


【付録】

拙僧はこれまでに、約10年間でSNSに3000話の長短法話、また、法話の本を3冊、世に出させて頂きました。そのご縁がきっかけとなり、テレビ(約半年、週1回)、ラジオ、新聞、雑誌などや、教育委員会、学校、幼稚園、病院、老人ホーム、デイサービス、町内会老人の集い、倫理法人会、他宗寺院、葬儀斎場、社員研修などへの講演(北九州在住の拙僧が、遠方では九州南部、関西、関東、北陸、東北まで。尚、檀家は千葉県にも)にも呼んで頂き、方々で法話交流を。あらゆる話とまでは言えませんが、様々なジャンルである程度(仏教仏事系の他にも、癒し系、漫談系、人生系、目から鱗系、子育て系など)の話が出来ると思いますので、何かのお役に立ちそうでしたら、時間調整の許す限り、集いの大小問わず(参加者数人でも)足を運ばせて頂きますので、お気軽に、facebook、X、Instagram のメール(コメント欄)で、お声を掛けてくださいませ。勿論、この様なお話でいいなら、でございますが。拙僧も今年で62歳です。父親の他界年齢を基準にすれば、あと僅かに10年。これより先の残された時間は、1人でも多くの人のお役に立てれば、との思いです。『今、自分に出来る事を、今やる』ですね。


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【追伸】尚「法話が長い」と不快感を示されておられる方々には、大変心苦しく申し訳ないので、拙僧の法話が目に入らない様に『ブロック』をさせてもらっております。楽しみにされている方々もおられますので、ご理解頂きまして、それでどうか、ご容赦くださいませ。


次回の投稿法話は、9月10日になります。






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