芸大学長を2度も務め、仏教と東西文化の交流、そしてシルクロードを
テーマに今尚現役の平山郁夫氏のエッセー「ぶれない」
(2008年8月20日刊行)
エッセーの中から、主な内容を抜粋してみました。
「ぶれない」の言葉には、心の奥底にある甘えを断ち切り、自信をつくる、
孤独との闘い、自分自身を見つめ、周囲に流されない「ぶれない自分」を
つくること。
〇 「底辺」を広げると「高さ」が生まれる
自分磨き 基礎練習は辛いが部品磨きですばらしい完成品
〇 壁は「壊して進む」
窮地の陥ろうと止まらずに半歩でも一歩でも前進する。
〇 「人の支え」がある人
自分の中の「甘え」を断ち切る。戒めを刻み込む。
〇 「がんばり力」を蓄える
達成感を知ったら百人力!
何があってもへこたれない復元力
〇 「底力」をつけてくれる本たち
早朝1時間の「黄金の時間」の活かし方
読書が教養となって芽生えていく。
〇 判断の基準は「美しさ」
品位や品格は美しく生きることから生まれてくる。
〇 周囲に流されないために
「自分を見失った」時、不平不満が生まれる。
唯我独尊に陥らないこと、人と接することにより、柔軟性が身
につき、「自分の型」や「自分の世界」を築き上げるきっかけとなる。
〇 どんな危機でも解決していく人の「底力」
人間的な優しさ、豊かな感受性、物を大事にするといった
「失われつつある教養」を見直す。(高等教育を受けていても
精神性、人間性の教養部分が欠落している)
TVの馬鹿なお笑い番組でげらげらでなく、1日数ページでも本
を読み、頭と心への栄養、教養を取り入れる。
暖かいところで育った木は脆い。寒さに耐えた幹は硬く締まって簡単に
倒れない。人間も同じだ。・・・・と
大相撲 秋場所 初日
大麻問題で理事長辞任から、新理事長での秋場所です。両横綱以下
力士達の品格が問われる大相撲、じっくり見ていくことにします。
武蔵川新理事長の「詫び」と「決意」を込めた挨拶に今後の相撲が期待
されそうです。