夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

低音で魅了したフランク・永井さん逝く

2008-11-03 20:18:13 | Weblog

  今日は文化の日多くの叙勲者が発表されました。すばらしい業績を残した
  方々です。

  しかし訃報も流れました。フランク・永井さん 我々と同世代でした。生の歌
 が聴かれなくなってから、20年あまりが経ちます。
                

  甘く切ないほどのきれいな低音で歌う「有楽町で逢いましょう」
 「夜霧の第二国道」 「君恋し」
等今でもカラオケなどでは歌われています。

     歌手生活としては、NHK紅白出場数も多く、華々しい20年だったでしようが、
  ちょっとした事からの挫折で、舞台からは遠ざかっていました。76歳とまだ
  少し若いでした。
 
    メーテレ”消えゆく妻の記憶” -ドキュメンタリー

   俳優長門裕之さん認知症の妻南田洋子さん壮絶な介護の有り様
   映像を通しての記録でした。
                    

     「 妻の介護は自分しかない」と強い信念での介護です。しかし、医学的には
   単なる認知症でなくアルツハイマーであるとのこと、記憶はだんだんと握った
  手から物がこぼれるように、落ちていくと話していました。
     それでも自分でやれることはなるべく手を貸さずにさせることが進行を
  遅らせることだと、医者の言葉でした。

   原因もなく罹る認知症・アルツハイマー、いつ我が身に降りかかるかと
   身につまされました。