先日麻生首相が演説において、言葉(漢字)の読み間違えをしていて、指摘
されていました。
わたしなどもパソコン、携帯メールなどで漢字変換の際、手の打ち所が
間違って変換されることがあり、終わってから「しまった。」と思うことがまま
あります。しかしこれは機械がしてしまうからで、メールなどもらった人が、苦笑
しているだろうな、とは思います。これらはまあお互い様で笑いで済みます。
首相の場合は、演説ですから、公文書です、ブレーンが書いたものもある
でしょうが、・・・・先日の間違えは、幾つかあり、特別な言葉ではなく、常識
的な言葉でした。
例 「未曾有の」 「みぞう」と読むべきを「みぞうゆう」と
「頻繁」 「ひんぱん」→「はんざつ」と
「踏襲」 「とうしゅう」→「ふしゅう」
「詳細」 「しょうさい」→「ようさい」など
他にも幾つか指摘されていました。
自称秋葉原おたく族でマンガ族の首相ですから、・・・・・一介の国民が
重箱の隅を突っつくようなと言う人もあるでしょうが、演説としては如何で
しょう。 漢字力がお粗末???
よく「わたしは理数系だから、文章や文字には弱い。」と言う人もいますが
優秀な数学者、科学者、医学者にはすばらしいエッセイスト、小説家
(森鴎外、加賀乙彦・・・・共に医者) もいます。政治家でもそうです。
麻生さん庶民的ですが、政治の方はしっかり頼みます。
これらとは別に、気になる言葉を耳にします。
わが子や愛犬(猫)に 「・・・・・してあげる」と言う言葉
「・・・・・してやる」でいいのでは、対等もしくは目下の者に与える言葉として
「・・・・・してあげる」は謙譲語(丁寧語)であり、
「品がないと知るべき」・・・・(田辺聖子さんの言)・・・正しい言葉は品
がある
いつだったか、ある女優さんがわが子が覚せい剤で逮捕された時に、
わが子に「・・・・・してあげたい。」と記者会見で話していたことはすごく
気になっていました。
しかし今の世の中、ワンちゃん、ネコちゃんに「えさをあげた」や、また
花に「水をあげた」など通用しているようです。上品ぶりっこでしょうかね??