夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

 「言葉」 、 言葉の使いよう 

2008-11-19 19:35:40 | Weblog

   先日麻生首相が演説において、言葉(漢字)の読み間違えをしていて、指摘
   されていました。

   わたしなどもパソコン、携帯メールなどで漢字変換の際、手の打ち所が
   間違って変換されることがあり、終わってから「しまった。」
と思うことがまま
   あります。しかしこれは機械がしてしまうからで、メールなどもらった人が、苦笑
   しているだろうな、とは思います。これらはまあお互い様で笑いで済みます

    首相の場合は、演説ですから、公文書です、ブレーンが書いたものもある
    でしょうが、・・・・先日の間違えは、幾つかあり、特別な言葉ではなく、常識
    的な言葉でした。
       例  「未曾有の」  「みぞう」と読むべきを「みぞうゆう」と
              「頻繁」     「ひんぱん」→「はんざつ」と
         「踏襲」     「とうしゅう」→「ふしゅう」
        「詳細」     「しょうさい」→「ようさい」など

       他にも幾つか指摘されていました。
      
    自称秋葉原おたく族でマンガ族の首相ですから、・・・・・一介の国民が
    重箱の隅を突っつくようなと言う人もあるでしょうが、演説としては如何で
    しょう。 漢字力がお粗末???
      

     よく「わたしは理数系だから、文章や文字には弱い。」と言う人もいますが
    優秀な数学者、科学者、医学者にはすばらしいエッセイスト、小説家
   (森鴎外、加賀乙彦・・・・共に医者) もいます。政治家でもそうです。

      麻生さん庶民的ですが、政治の方はしっかり頼みます。

    これらとは別に、気になる言葉を耳にします。

        わが子や愛犬(猫)に  「・・・・・してあげる」と言う言葉
     「・・・・・してやる」でいいのでは、対等もしくは目下の者に与える言葉として
    「・・・・・してあげる」は謙譲語(丁寧語)であり
      「品がないと知るべき」・・・・(田辺聖子さんの言)・・・正しい言葉は品
      がある

     いつだったか、ある女優さんがわが子が覚せい剤で逮捕された時に、
      わが子に「・・・・・してあげたい。」と記者会見で話していたことはすごく
      気になっていました。

     しかし今の世の中ワンちゃん、ネコちゃんに「えさをあげた」や、また
     花に「水をあげた」など通用しているようです。上品ぶりっこでしょうかね??